Hej!
rikoです!お久しぶりです。
あっという間に7月に突入してしまいました。夏ですね。
夏といえどもデンマークは日本の5月くらいの気温で、夕方になると肌寒くなってきます。日本の夏の気温とは大違いで、今から来年の日本の夏を乗り越えることができるのか少し心配です笑
最近のBig Newsとしては、学校を卒業しました!
半年間色々ありました!
ということは、私の留学も折り返し地点に到着。
ここ最近、学校の行事で忙しくて、noteを全然更新することが出来ずにいたので、書きたいことがいっぱいあります。
今日は少し長めのnoteになりそう。
前回のnote以降の学校生活をアップデート
日本の文化をデンマーク人の友達に紹介
学校に入学した時からずっと同級生にリクエストされていたJAPANESE WEEKEND(ジャパニーズウィークエンド)を6月の頭の週末を使って開催しました!
日本の文化を紹介してほしいと言われても、何を紹介して良いのかかなり悩みましたが、
・日本の歌
・折り紙ワークショップ
・漢字でのネームプレート制作
・日本食体験
・日本の文化のクイズ(kahoot)
・映画鑑賞(君の名は)
の6つのアクティビティを企画しました!
デンマークに来てびっくりするのは、日本の文化に興味がある子が本当に沢山いるということ!中には私よりも詳しいんじゃないかってくらいの子もいます。
普段はデンマークの文化を教えてもらう側ですが、
私が文化を教える側になる体験も貴重でした。
学期の中の出来事の中で3つのハイライトをあげるという機会が先日あったのですが、このジャパニーズウィークエンドをピックアップしてくれる子もいました!
みんなに気に入ってもらえてよかったです。
ボーンホルム島へのスタディートリップ
6月の後半にはデンマークのボーンホルム島というところに1週間、修学旅行に行きました。
フォルケモードに参戦!
ボーンホルム島でのスタディートリップの後半三日間はフォルケモードというデンマークのyouth対象の民主主義フェスティバルに参加してきました。
フォルケモードは基本的には民主主義がテーマなので、デンマーク中の政党が集まって討論をしたり、デンマーク内での民主主義に対する課題について話し合ったりと色々。
それとは一転、フェスや無料でお酒を配布するブースがあったりと、かなり興味深いイベントでした。
このイベントも30歳以下の人が対象なのですが、デンマークの若者は本当に政治に対しての関心がすごいです。(これについても後日他のノートでまとめる予定)
お酒とフェスと政治というミスマッチな響きですが、デンマークの若者にとってとてもメジャーなイベントらしいです。
学期最後の展示会
ボーンホルム島へのスタディートリップが終わって学校に戻ると、学期最後の展示会がありました。
過去に計2回同じような展示会があったのですが、今回が最後。
学校での生活も終わるんだなとヒシヒシ。
地域の人も含めて80人ほどのゲストがいました。
学期を通して作ったみんなの作品をみんなでお互いを称えながら鑑賞する良い時間。
自分の作品のオークションをしました!
展示会の最中に自分のセラミック作品のオークションを開催しました。
というのも、この学期で作ったすべての作品を日本に送るか迷っていて…しかも発送料金がとんでも無く高い!
円安のせいで、お金も本当に底をつきそうだし、私の作品をオークションしたいという旨を友達に伝えたところ、快く「じゃあやろうよ!私が代わりにデンマーク語でやってあげる!」と言ってくれたので、展示会に来た80人のゲストを対象に私のオークションが開催されました。
始まる前は、少しお財布の足しになれば良いなと、あまり大きな額は望んでいなかったのですが、オークションが始まるとどんどんどんどん根が上がっていって…
最終的に得られた額は2300kr。(日本円で5万円ほど)
出展した自分もびっくりな額になってしまいました!
自分の作品が自分の前で価値か決められる高揚感と会場の熱量がすごかった。
中には私の作った作品を孫の高校卒業祝いにあげたいと言って、一つの作品に8000円出してくれる地元の方もいたり、オークションでは勝てなかったけど私を応援したいとお金を出資してくれる地元の方もいました。
デンマーク人の優しさに触れることができました。
友達は「これでrikoの作品がデンマーク中にあるから、rikoがもし日本に帰国してしまっても、rikoはデンマークに生き続けるね。」と言ってくれました。
なんて素敵な経験ができたのだろう。素敵なデンマーク土産話になりました。
卒業パーティー
卒業の2日前は今学期の反省と、卒業パーティーがありました。
こんな感じで卒業パーティーを終えました。
次の日は学校の大掃除をして、お別れの日を迎えました。
学校生活を終えて
ここでの学校生活はひと言では言い表せません。
喜怒哀楽の全てを感じ、表現して、葛藤した半年でした。
全てが良い経験。
マイノリティになること、新しい文化を受け入れること、自分の文化を客観的に見ることなど、全てが日本にいたら出来なかったことでした。
デンマークに来てよかった。
もう一度ここでの生活をしたいかと聞かれたら、素直に頷けないのが正直なところ。キラキラしている夢みたいな留学はここにはありませんでした。毎日が自分との戦いで、ミリ単位の挑戦を重ねての今。
でも、価値観を広げるってこういうことかと肌で感じられるくらい、自分自身で自分の思考の幅の成長を感じています。
学校を卒業して直後はコペンハーゲンに1週間ほど滞在しました。
コペンハーゲンでの滞在は1月に日本からデンマークに渡航した時ぶり。
あの時から半年経ったと思うと、とっても感慨深いです。
半年前の自分はこの街に知っている人が誰もいなくて、ひとりぼっちだったのに
今では同じ学校を卒業した友達がそこにたくさん暮らしていて、遊ぶ約束をたくさんしています。人生を語り合える仲間がデンマークにいるのが嬉しい!私が留学で求めていたものを一つクリアできた気がします。
新しい土地に自分のコミュニティがあるということに感動。
今はコペンハーゲンでの滞在も終わり、次の場所にいます!
そこではwork awayという手法を使って滞在する予定。
(work awayとはボランティアをする代わりに、住む場所とご飯をホストからいただけるというもの)
またその様子もnoteに載せる予定です。
私のデンマーク生活も次のステップに進みます!
ではまた、vi ses!