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オンラインの青春・居場所づくり|もがくおじゅ⑤
これは、どこにでもいる普通の夢見る少女、おじゅりんが、四苦八苦もがきながら、「思春期青年期の居場所作りがしたい!」という目標に向かっていく記録です。
いや、めっちゃ声の大きいひとりごとです(笑)
きっと定期的に更新されるであろうと思うので、フォローお願いします!!
さて、今回は「思春期青年期の居場所作りがしたい!」という目標に向かって普段何に力をいれて取り組んでいるのかというお話をします。
■仮想空間を用いたオンラインの居場所づくりと青春経験
Gatherというアプリを使った仮想空間で、生徒と運営メンバーが話をしたりゲームをしたりしています。
このアプリを使う最大の魅力は、
①パソコン一つで参加できる
②自分のアバターを作成して操作できるので、顔を出さなくていい(しかもゲームみたいで楽しい!!)
ということです!
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■コンテンツは自己紹介とゲーム
今は、「オンラインの居場所」というよりも「オンラインゲームイベント」の体裁の方が近いかもしれません。
開放時間は1時間半程です。運営メンバーが「ITO」「ワードウルフ」「ゴッドフィールド」などのゲームを用意してみんなで楽しみます。
その他、Gatherを活かしたゲームもオリジナルで考えます。例えば、Gatherのある場所の画像と同じ場所を探し出して、その速さを競うゲームや、Gatherに2つの部屋を作り、それぞれにオプションにあるオブジェクトを配置し、間違い探しをするゲームなどです。
オンラインで子どもたちの様子が見えないことに加え、注意を払いながら、かなり綿密にゲームのルールや進行を打合せしています。
運営の組織体制が整い次第、時間を問わず開放していて、訪れると必ず誰かがいる、ゆるやかに同世代と繋がれるような空間が作れたらなと考えています。
■一対一の関わりでは見られない子どもたちの様子が見られる
子どもたちの表情は見えないので、声が聞こえるという方が正しいかもしれません(笑)
でも…
ゴーカートを乗り回して仮想空間を駆け回っていたり、
教えてもいない操作を自分で見つけて使いこなしていたり、
ゲームに真剣に取り組んで「あーでもない」「こーでもない」とつぶやき、考え込んでいたり、
同世代とほんの少し会話をしていたり……
飄々としているけれど、毎回参加してくれていたり…
(運営メンバーは表情が見えず、声だけで楽しんでくれているのか判断しなくてはなりません。なので、声色があまり変わらないお子さんの場合、少し心配になるのですが、参加してくれているということは内心嬉しいのね…!!とホッとします(笑))
こんな風に注意深く見ていると、子どもたちがたくさんのサインを出してくれています。
声だけで判断するため、顔が見える関係以上に難しい局面は多いのですが、その分、奥が深いな~~と思います。
■オンラインだからこそ生み出せる可能性がある
参加している子どもたち、は様々な事情で対面での同世代との交流や青春にハードルを感じていることがほとんどです。
例えば、以下のような例が挙げられます。
慣れない場所に行くのが怖く、対面活動に強い精神的ストレスを感じる
体力がない/感覚過敏傾向があり、対面活動は心身ともに疲弊してしまう
容姿に自信がなく、顔が分かる関係性に抵抗がある
リアルで友だちはいるが、なんとなく深い仲になれない
遠方/田舎に住んでいて、対面で交流するスペースにアクセスできない
具体的に、子どもたちやその保護者様から耳にした言葉だと、
「自分は体力がないから、みんなと同じようにリアルで交流できない…文化祭や体育祭に行けないし、友だちと旅行に行くのも気疲れする…」
「教室にいきたいけれど、その途中で電車を乗り継がないと行けない…。一人でたどり着けるかな…。家から離れるのが不安だからあまり長居するのはきついな…」
のような気持ちの子どもたちがいます。
このような子どもたちに対して、まずはよりハードルの低いオンラインでの居場所に参加して、同世代とのコミュニケーションに自信が持ててきたら、
次のステップを考える環境を整えたいなと思っています。
■目指す世界は・・・?
対面やリアルでの青春に絶対的な正解に置き、それができないことに過度に捉われ落ち込むのではなく、「自分にはオンラインで繋がれる場所があるんだ!ここで同世代と青春ができるんだ!」というふうに思ってもらえる居場所を目指します。
だって・・・
「諦めたくないじゃないですか???」
(私は諦めていく子どもたちを見たくはありません………)
何かを理由に諦めないために、オプション、選択肢があることって、とても大事だと思います。
子どもたち自身がオーナーシップをもって考え、実際に手に取り感触や肌ざわりを確かめることができる。
同世代との交流は、対面であってもオンラインであったとしても、どちらでもいいと思います。
自分に合った形が用意されていて、自分自身で選ぶことができ、違ったのなら変えることができる。そういった環境を整え、子どもたちにより安心して同世代と関わりをもってほしいと思います。
■私が進むと子どもたちとの未来も変わると信じて
参加人数を増やしたり開放時間を長くしたりするために、運営メンバーの数を増やす。そのために今は属人性の高い場づくりやファシリのやり方をしっかり言葉にして研修できる状態に整えておく……などなどやることはたくさんあります!
私が今この瞬間にどれだけコマを進めるかによって、目の前の子どもたちの未来が変わるんだ~まだ今は出会っていない子どもたちの未来も変わるのかな~なんて思うと背筋がぞわっとしてきます。
気を引き締めて頑張ります!
■ぼやき
先日、中学生の時に書いた作文がでてきました。他の同級生の作品と読み比べると、文章が壊滅的にへたっぴで笑ってしまいました(笑)
note記事の執筆は私にとって難しいことなのですが、百戦錬磨!質はともかく継続していきたいです。
いつも、とっちらかった文章を読んでくれてありがとうございます☆☆