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日記 だるい

意味あるの?の、行き着く先を探す。どうせ金になる。

旅先のホテルでテレビをつけると、日曜討論がやっていた。聡明そうな女性が言葉を選びながら今回の選挙中に起きた事件の影響について発言しており、参加者の中で一番鋭い指摘をしている、と思った。けれど、その女性の発言後、進行が一瞬不自然に空白になった。変なの。この変な空気を見届けたいような、どうでもいいような気持ちになる。ツイッターは剥き出しの情報(よくケンカしている)という印象だが、テレビは何がしたいんだかわからない優等生という印象。ホテルを出る時間になったのでテレビを消した。女性は江川紹子さんという方だった。覚えておこう、と思ったけれど案の定翌日には思い出せなくなっていたのでこうしてメモしている。テロ、という言葉で言われるけれどなんだかな。テロになるのかな。よくわからない。

高校生の頃に戻りたくはないけれど、放課後、図書室で友人と互いに無宗教だと伝えた上で、新興宗教の噂話をして、「宗教って面白いよね」とヒソヒソ話をしたことがある。今思うと、思春期特有の愚かさを持ち合わせていたから話せた貴重な時間だったのかもしれない。くだらない話題が多かったけれど大人になったらなかなかそこまで話せないことも多くなった気がする。帰着点も目的も批判も主張も結論もない、どうでもいいと言われる類の話を。

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