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日記

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#詩

ふらつく

ふらつく

仕事が大変で、書くことがなかった。
労働から解放されたい。ほとんど眠っていた。もうなんとでもなれと思っている。

noteは正直に記しすぎているから嫌になることがある。元々は昔々の詩を残しておく保管庫にするつもりだった。精神がじわじわと侵食されている感覚をただそのまま見ている。でも結局、そこに善悪も何もなくて、ただ見ていることしかできない。昔から変わらない。不変と言われるものは結構きつい。きつい

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雲の糸

雲の糸

電車に揺られていたらじわじわと不快になってきた。昔からあることだが、最近この感覚が強くなっている。
ダメになっていくのが電車に乗っている時間だけではないような、出所も根拠もわからない不安が湧く。
車窓から空を見ると晴れていて、濁った明るさの中で雲だけが悠々としている。私だってできることならそっちに行きたい。

他者と自分の境界が曖昧になりやすいから気をつけた方がいい、線を引いた方がいいと言われた

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無い

無い

みんな好きなんだけれどどこかやっぱり好きじゃないな。それは電卓を叩いて癇癪を起こすような。春が来るはずなのに手袋をしないと。春がくる春がくる春がくる。美味しい食べ物を食べて10時に寝たら少し気持ちが落ち着いた。家に帰ったら窓が開いていてとても怖かった。


↑これを書いた2週間後には仕事を辞めることを決めている。
死んだように眠り続けた。もともと休日になると夢遊病を疑うくらい現実か夢かわからなく

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ままならない

ままならない

もう終わりにしてあげよう
全部間違っていたって
軽い軽い関係と明るくてチープな言葉
結局どこの誰でもよかったようだ
そんなものが欲しいの?と言われてしまう僕ら

許さないと言った言葉は強いけれど
駆け抜けた怒りは確かなものだった
感触
末端まで冷えておかしくなりそうな指先を
温めて さあ向かいましょう

森に入れても出方がわからない
何をしてもどこかにぶつけてしまうのは
間違っているから
でももう

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参

私が投げた石は気づかれないと思うけれど一生投げ続ける

本当は目を休ませるためにスマホをいじっていはいけないのだけれど少しだけ。

虫の声が聴こえる。掃除機の音が苦手なので掃除機を持っていないけれど秋の虫の声は平気だ。自然音だからだろうか。そういえば冬の日は布団の中で風の音を聴いていると、とても落ち着く。

返却ポストを前にして、返さなくてはいけない本をひたすら読んだ。公民館は、のどかだけれ

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アフォガート

アフォガート

ブルーハーツの情熱の薔薇、歌詞をたまに思い返します。最高に良い。

「見てきた物や聞いた事
 いままで覚えた全部
 でたらめだったら面白い」

昨今の社会、ぜんぶでたらめみたいだ。

財布が軽い。金が欲しい。ATMから8千円を引き落とした。わーいと、本屋2店舗を梯子、5千円を本代に費やした。意味わかんなすぎる。メインで使っている口座の残金が3桁になったので、早く給料が欲しい。金のために働いている

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生産性がなんだ

生産性がなんだ

生産性がなんだ うるせえよ ばか
(今日の一句)

平素は大人しく、とてもシャイで口下手なのですが、怒りのまま詩をつくると一気に口汚くなる。生産性とか効率とか美しいカタカナ語、それそのものが生き方に向かう、そういうことばあそびには加わらないぜ。

zineのイベントに出ます(zineが)
一冊は既刊ですが、もう一冊は、なんと、今何も作っていないです。どうしよう。詩集にしようか迷っている。でも世

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10

10

○すみませんなんて言葉大嫌いなの呼吸するように言えるけど

○埋もれるように眠る 連鎖する 道具にされたこと

○平和ボケなんかしていない俺のどこを見て言っている

○管理 完成 願望 幸福 唯一新しいのは季節だけ

○政治的になるとみんなダメみたい 馬鹿みたい

○私が悪うござんした二度と絡んでくるんじゃねえぞ

○媒体 伐採 健忘 桑の実 明日のための息遣い

○ずっと一緒にいられる方が普通な

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さむくない

さむくない

残像。いつもぼんやりとした絶望感を感じる。おそらく一生慣れることがないからアラームに起こされる朝はあまり好きではない。朝から雨。
極力傘を持たないようにしている。折りたたみ傘しか持っていなかった、今日まで。
雨脚が強くなってきたのでコンビニでビニール傘を買った。5年ぶりくらいに長傘を手に入れた。使ってみたら驚く程軽いし大きくて使いやすかった。いつも元気な店員のおじさんが「すぐ使いますか?」と聞いて

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