秋葉原にコメダ珈琲が出来たので行ってきたレポート
まえがき
電子部品店を初めとした専門店が立ち並び、サブカルチャーの街として有名な秋葉原には、あるものがひとつ欠けていた。それはコメダ珈琲である。
1968年、名古屋に第一号店が開店して以来、日本全国に「くつろぎ」と「デカ盛り」を提供し続けてきたこの喫茶店チェーンは、秋葉原には何故かなかったのである。コメダ珈琲に足しげく通う自称「コメディアン」の私としては、由々しき事態だったのだ。
ところが事態は大きく変わった。「コメダ珈琲店 アトレ秋葉原店」が2023年11月1日に開店するというニュースが出されたのだ。これは筆者にとっては大変嬉しいニュースであった。
だが、秋葉原にコメダ珈琲が出来るだけでなぜここまで嬉々とする必要があるのか。確かに、秋葉原は専門店が多く立ち並び、また交通の要所としても重要な場所であることからも、秋葉原にコメダ珈琲が出来れば、訪れた人々が大挙して訪れることが考えられ、利便性に関しても申し分ないものがある。
しかし筆者は、店舗のロケーションに注目した。都心部に出店しているコメダ珈琲は、大概は駅から少し離れた場所か、そもそも駅の近所ではなく街道沿いにあることも珍しくなかった。ところが今回開店した「コメダ珈琲店 アトレ秋葉原店」はなんと駅に直結した立地に開店したのである。詳しい立地は後述するが、雨天時にも濡れることなく、電車を降りたらすぐにコメダ珈琲店に行けるという視点で優位性を感じ、今回わざわざ記事を執筆するに至ったのである。
店舗へのアクセス
2023年11月2日、店舗オープン2日目に暇潰しを兼ねて秋葉原に向かった。「コメダ珈琲店 アトレ秋葉原店」という名が表す通り、店舗はアトレ秋葉原の中に出来たのだが、ろくに調べもせずに出てきた筆者は早くも罠にかかってしまった。
そもそもアトレ秋葉原は2つある。ひとつはアトレ1と呼ばれる電気街口側のテナントと、アトレ2と呼ばれる昭和通り、ヨドバシアキバ側のテナントの二つがあり、コメダ珈琲が出来たのは後者の方であった。秋葉原駅の出入口では、昭和通り口からのアクセスが最短となるのだが、筆者はついつい電気街口から出てきてしまい、遠回りを強いられてしまった。もちろん、中央改札から出ても同じような結果になったことだろう。
今回ご紹介するコメダ珈琲に向かう際には、JRの構内を通り昭和通り口から出ることを強く推奨する。
昭和通り口を出れば後は簡単だ。店舗へ向かう階段及びエレベーターは、昭和通り口の改札を出てすぐ左側に現れる。これを上がり2階へ向かえば、「コメダ珈琲店 アトレ秋葉原店」はすぐに現れる。
ちなみにコメダの隣にはタリーズがある。
店内の様子
店内は開店したウワサを聞き付けたであろう客で満席となり繁盛していたが、日中のコメダにしては比較的早めに席に案内され、一人用のカウンター席に腰かける。
コンセントもあるため、長居には十分適している。
今回は取材の前に自宅で昼食を取ってから来店したため、ドリンクで済ますことにした。今回頼んだのは「ジェリコ 元祖(730円)」。
右のオレンジ色の物体はこれまた名物の豆菓子。
ジェリコ元祖とは、アイスコーヒーにコーヒーゼリーを混ぜ、上にホイップクリームを乗せたデザートドリンクである。筆者としては、ホイップクリームをスプーンで2/3程度食べた後、残りをアイスコーヒーに混ぜて食べるのがおすすめだ。
ところでコメダ珈琲の特徴には、店舗によりメニューやその値段、サービスが微妙に異なるというものがある。筆者が注目したのは、「でらたっぷりサイズ」という特大サイズのコーヒーがあるかどうかというものだった。でらたっぷりサイズとは、アイスコーヒーやアイスオーレをジョッキで提供するといういかにもコメダらしいデカ盛りで、その大きさは写真を見ていただければすぐに分かるだろう。
写真は秋葉原店ではなく他店舗で撮影したもの。
しかしこのでらたっぷりサイズ、実は店舗により取り扱いがない事も珍しくなく、コメダ珈琲の公式アプリでの店舗検索でも、でらたっぷりサイズがあるか否かを絞り込めるようになっているほどだ。
結論を言うと、残念ながら秋葉原店にはでらたっぷりサイズの取り扱いはない。とはいえ、ジェリコやクリームコーヒー(アイスコーヒーにソフトクリームを乗せたもの)でもかなりのサイズ感な上、カツパンやシロノワールといったお馴染みのデカ盛りメニューは他店舗同様だ。詳しいメニューはコメダ珈琲店公式アプリや公式サイトなどで確認されたし。
あとがき
秋葉原に出来たばかりのコメダ珈琲におじゃまするという、いかにもブロガーらしい記事であった。
所用で秋葉原に来た際は、ぜひとも「コメダ珈琲店 アトレ秋葉原店」へ訪れてみてほしい。
【今回訪れた店舗の情報】