Midjourney「v6」がついに公開!進化したポイントをまとめました
Midjourneyの新モデル「v6」がついにリリースされました。なにやら画像のクオリティがさらに高くなってるとか…!
公式アナウンスも出たので、気になる変更点をまとめてみましたよ。まずはざっくりチェックしてみましょう。
何が変わった?僕的ザックリまとめ
まずは、v6で変わった事と注意点を、僕の視点でザックリとまとめてみました。
画像のクオリティUP!文字も出せる!
プロンプト通りの画像が出やすくなって、長文の理解力もUP!
指示通りになりやすいので、プロンプトの書き方も変えた方がいい(4k, 8k みたいな画質を上げるおまじない的なキーワードは不要)
v6はv5より遅くてコストも高いけど、今後改善されていく
めっちゃリアルな画像が作れちゃうので、不適切な使い方はしないように注意!
ちなみに、V6のプロンプトの書き方を意識して、フリー素材っぽい画像を生成するという実験もやってみましたw
本当に指示通りの画像が出しやすくなったんだなーと実感できたので、良かったら参考にしてみて下さい!
以下は、公式のアナウンスを意訳したものです。合わせてチェックしてみてください!
v6の使い方
他のモデルと同じように「/setthings」と入力して、モデルを切り替えて使いましょう。プロンプト自体に「--v 6」と入れてもOKです。
v6の新機能は?
プロンプトの文章がより正確に反映され、長い文章にも対応しやすくなりました
一貫性が改善されて、モデルの知識が向上しました
画像プロンプトとリミックス機能が改善されました
簡単な文字を画像に入れられるようになりました(文字は"引用符"で囲んで「--style raw」を使用するか、--stylizeの値を低くすると効果的かもしれません)
例: /imagine a photo of the text "Hello World!" written with a marker on a sticky note --ar 16:9 --v 6Upscaleの機能が改善され、「subtle」と「creative」の両モードで解像度が2倍になりました(U1/U2/U3/U4の下の画像をクリックするとボタンが表示されます)
現時点(12/21)でサポートされている機能
--ar, --chaos, --weird, --tile, --stylize, --style raw, Vary (subtle), Vary (strong), Remix, /blend, /describe (これはv5バージョンのまま)
今後サポートされる機能(来月中を予定)
Pan, Zoom, Vary (region), /tune, /describe (新しいv6バージョン)
v6でプロンプトの書き方は変わる?
v6では、v5とはプロンプトの書き方が大きく変わります。使い方を改めて学習しましょう。
v6はプロンプトに対してはるかに敏感に反応します。"award winning, photorealistic, 4k, 8k"のようなキーワードは、余分なので避けましょう。
どんな画像を出したいか、より明確に指示してください。v5よりも指示通りの画像になりやすいですが、その分クオリティはグッと上がります。
写真、中立的な画像、指示通りの画像を出したい場合は、--style rawを使うのがオススメです。
--stylizeを低い値(デフォルトは"100")だと、プロンプトの理解力が高くなりやすいです。--stylizeを高い値(最大は"1000")にすると、美的な画像が出やすくなるかもしれません。
注意点
現在は、まだアルファテストの状態です。頻繁にアップデートされる可能性があります。現状のままずっと使えるわけじゃなく、正式版になるまでに変化していくでしょう。
速度、画像品質、一貫性、プロンプトへの反応、テキストの正確さは、今後数週間で改善されるはずです。
v6はv5に比べて生成に時間とコストがかかりますが、今後最適化されて速くなる予定です。コストを抑えたいなら、relaxモードも使えます。(1回生成ごとに、約1gpu/min、Upscaleごとに約2 gpu/min)
コミュニティ規定
v6はこれまでよりも、ずっとリアルな画像を生成できます。その分、モデレーションシステムを強化し、コミュニティ規定をより厳格に実施します。迷惑をかけたり、問題を引き起こす画像を作成しないようにしましょう。