7/3 雑記 note、久しぶり

 電子辞書って良いやつ7万円もするのか、信じられない。PS5だって5万で買えるのに、電子辞書が7万。PS5の転売ヤー価格が7万。
でも欲しい辞典は7万の電子辞書に搭載されている。さすが7万。でも絶対に必要ないだろというような辞典もそりゃもう沢山付いてくる。薬の基礎知識とか法律用語とか英語名演説集とか、そりゃもうわたしの脳みそのキャパシティーに一つたりとも入れたくないような情報がごまんと詰め込まれて、あげくわたしの手元からは7万が失われる。それでも7万でなければ欲しい辞典は手に入らない。歯痒い。
わたしの生活はけして楽じゃない。普通に生活していく分の金はあるけれど、いきなり7万持ってかれたらいとも簡単に飢えるような生活をしている。貯金もない。この前も財布も無くして、飢えるかギリギリで過ごしたのにまた7万を払おうとしているのか。
そもそも7万あれば何が出来るのか。甲斐性貧弱なわたしには想像もつかないけど、すごめのソープランドとか行けるのか。馬鹿みたいに脂乗った牛肉とか鮪とか食えるのか。なんだよ7万って、凄すぎないか。
1万でもかなりすごいのに、それが7集まるってヤバすぎる。

 そもそも電子辞書が必要なのか改めて問い直すべきなのだろうが、そんなことはしたくない。欲しい気持ちが高まるだけだから。考えれば考えるほど電子辞書便利すぎる。7万に納得もできる。しかしわたしから7万が離れていくなんて、ショッキングなのだ。
 7万が欲しい。7万。時給千円で70時間の労働。大谷翔平なら時給換算して15分。大谷凄すぎ。
もう野球なんてさ、穿った目でしか見れないよ。正確には15分で10万らしい。時給は41万円。不眠不休で1時間に41万円使い切らないと口座ゼロにならないってさ。1時間に6台も電子辞書買えるってこと??こちとら電子辞書欲しいだけで三週間くらい悩んでるのに??すごいね野球、マジあっぱれ。

 家に何冊かの辞書を置いていて、それらをものを書く時には出してきて言葉の意味を調べているのだが、あまりに時間がかかりすぎる。重すぎて外に持っていけない。かといって辞書無しで何か書くのは怖すぎる。今だってこの文書を書きながら広辞苑の「そ」のところを捲ってソープランドを調べながら書いていた。そういう誠実さが何かを書くには肝要だと、わたしは信じている。ソープランド。和製英語。トルコ風呂も区別するために付けられた名前。へぇ〜、そうなのか。なんて思いながら書いている。

 小説を書くようになって、言葉を知らなさすぎると思うようになった。これは外付けの脳味噌で語彙を誤魔化さねばなるまいと思った。それが辞書。なんと便利。
短編集出すから、久しぶりにnote書いて宣伝しようと思ったけど、電子辞書が欲しいことを書いたら満足してしまったので、宣伝はまた今度にします。大谷の時給ならわたしの短編集を280冊買えるらしい。
そりゃアメリカ人もさん付けで呼ぶわな。


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