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「Bing Image Creator」で研究会のロゴづくり

想像以上に画像生成のプロンプトが難しく、萎え気味

生成AIの性能が日進月歩の速さでアップデートされているなかで、画像認識はイマイチなどと偉そうにコメントしていた自分を、戒めたい。

こんなイメージ通りに伝わらいものか。

ロゴづくりに着手して真っ先に思い浮かんだ感情である。

私がロゴづくりでまず試してみたツールは「Bing Image Creator」。
「Bing AI」で性能の良さは体感済みであり、きっと画像生成も一定のレベルであろうと予想。
生成AI界隈の評価も高かったので、使ってみた。

プロンプトは単語の羅列でまず試してみる。
「cool esports AI logo」というプロンプトだと、画像の通り。
なぜか「AI=ロボット」というイメージらしい。

今度は「logo」をプロンプトから抜いてみる。
すると画像の通り。
やはりロボットが出てくる。
AIのイメージは「脳」なのだが、「Bing Image Creator」の気分はロボットなのかもしれない。

「cool」を外してみたバージョン。
やはりロボット。

思い切ってプロンプトから「AI」のキーワードを外してみる。
コントローラーがモチーフに変わった。なかなかいい感じである。
ただ、ESPORTSの単語が正確でないものも生成された。
綴りはやはり精度にばらつきが出てしまうようだ。

次は日本語のプロンプトで生成してみる。
「eスポーツと生成AIをイメージしたロゴマークを作ってください」というシンプルなプロンプトにしてみたところ、画像のようなロゴが。
やはり「AI」というキーワードが入るとどうしてもロボットが出てきてしまうようだ。
ちょっとイメージと違う。

次は、ロゴマークにこだわらずに「画像」というキーワードに変えてトライ。

すると、ロゴではなくちゃんと画像が生成された。
こうした生成する画像の種類はきちんと識別しているようだ。

「eスポーツ」と「AI」というメインイメージとなるキーワードが並列してしまうと、決め手に欠けるロゴになってしまうのかもしれない。
そこでキーワードは「AI」のみにし、形容詞として「硬派な」というニュアンスを加えてみた。
すると画像の通り。
幾何学的なものができた。
電子回路のようなイメージ。右下の立体的なものは割と良い。

「硬派」の次は「軟派」。
砕けた感じのロゴをというプロンプトにしてみたところ、ご覧の通りに。
なぜ「S」と「A」のアルファベットがピックアップされたのかはわからないが、形容詞を変えるだけでかなりテイストの違うものが生成されることもわかった。
ちょっとイメージから遠ざかった感じ。
これだ!というデザインが出てこないので、本当に難しい。

「AI」ではなく「eスポーツ」へキーワードを変えてリトライ。
「鳥」をモチーフにしたロゴが生成。
ロゴ単体で見るとなかなか良いように思うが、研究会の雰囲気とはかけ離れてしまった。

とりあえず自分好みのイラストを作ってテンションを上げてみる

なかなかピンとくるロゴには出会えない。
リサーチの時と違い、非常に感覚的な部分での判断になる上、納得のいくロゴが出るまで永遠とプロンプトとにらめっこし続けなければならない。
こうした工程が画像生成の難しさなのかと実感した。

気持ちが落ち込んできたので、自分好みのイラスト作りでもして、画像生成のプロンプトのコツを探ることにした。

猫のイラストを作成。
「かわいい」という形容詞と「猫」という名詞、「イラストを作る」という動詞という構成のプロンプト。
指示が明確だったのかもしれない。
かわいいイラストがちゃんと生成された。

今度はもう少し「形容詞」を具体的に指示してみる。
「ニューヨークのマンハッタンを見上げる」「サングラスをかけた」というダブルの形容詞、そして「猫」という名詞、「イラストを作る」という動詞で作成したところ、画像のようなイラストが。
かなり好みのものが仕上がった。4枚とも個人的に好みのテイストなので、どれを使おうか迷ってしまうほどだ。
やはり、形容詞、名詞、動詞をきちんとかき分けないと、イメージに近い生成物はできないのかもしれない。

今度は名詞の「猫」をより具体的な猫種「ラグドール」にして生成。
ラグドール?という画像が生成された。

動詞の「イラストを作る」の要素を排除。
「ラグドール」という情報が理解できていないのかと思っていたが、ちゃんと認識できるようだ。
「イラスト」という指示を外したので、写真が生成された。
イメージ通りの画像。
満足である。

イメージ通りのロゴはまだまだだが、画像を生成する場合のプロンプトの難しさが分かった。
シンプルながら、決定的なキーワードを組み込まないとなかなか良いものは生まれない。
プロンプトのクオリティがそのまま作品のクオリティに反映されることを体感した。

ロゴ作成期間までまだまだ時間があるので、違うツールでもリトライしていきたい。


プロンプトなどについて是非アドバイスください!!

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