GPT-4搭載の「Bing AI」を早速試してみた
ChatGPTを上回ると噂の「Bing AI」
生成AIの多くは、日本語版がまだリリースされていなかったり、課金制であったりする。
無料で使えるものもあるが、クオリティがちょっと…という評価のものもあるという。
しかし、そんな生成AIユーザーの当たり前を覆すと噂の生成AIが登場した。
「Bing AI」である。
マイクロソフトの検索エンジン「Bing」に、ChatGPTで知られる「GPT-4」を搭載。
実質、ChatGPT4を無料で使えると生成AI界隈では話題をさらっている。
そんな注目の新人「Bing AI」を使って、前回使用したTonyK選手の個人戦績データで分析にかけてみた。
3種類の会話スタイル
「Bing AI」を開いてみると、3種類の会話スタイルが表示される。
左から「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」。
まずは真ん中に表示されている「よりバランスよく」でプロンプトをかけてみた。
よりバランスよく
プロンプトは前回使用したTonyK選手に関するもの。
以下のような回答が。
プロンプトを記入すると、AIが何やら考え事をしはじめる。
そして数十秒後に上のような表示が。
非常に見やすく表にまとめてくれた。
TonyK選手の分析に関しては簡潔ではあるが、分析結果の根拠となるHPを「詳細情報」として最後に提示しているところが、他のものと大きな違いである。
さすが、検索結果を参考にした情報処理。
より創造的に
次は、左に表示されている「より創造的に」を選択し、同じプロンプトで試してみる。
素晴らしい分析結果が出力された!
検索した「上手い人、強い人ランキング」による、ELIMS、ASSIST、DAMAGEそれぞれの比率を出し、ファイト傾向の詳細を数値化して分析している点が、理想的な根拠を基にした分析と言えるのではないだろうか。
数字の根拠がある論理ほど、説得力のある主張はないと、個人的に関心している。
より厳密に
最後に右側に表示されている「より厳密に」でプロンプトをかけてみる。
「よりバランスよく」よりは詳細が記されているものの、「より創造的に」より簡潔である。
3種類とも特徴が明確に出ているので、好みの会話スタイルで検索、会話をしてみると楽しめるかもしれない。
ちなみに私は「より創造的に」がお気に入りである。
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