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きゅうり御殿と三交代と後継者マッチング

私は福島県会津地方出身で、福島大学を卒業後に上京し、19年ほど東京に住んでいます。

2017年4月に奥会津の柳津町の講演会に参加したことがきっかけとなり、福島県に通うようになりました。

ただで宿泊できる実家がある。というのが主な理由で、現在は、会津地方を中心に活動しています。

早いもので、もう5年、福島県に通い続けています。

その間に、あいづっぺでぃあ塩川なまずの里の会の立ち上げに関わりました。

地元のいろいろな場所に、とにかくまずは行ってみるという形で活動しているので、私なりの形での情報収集が出来ているかなと思います。

その活動を通して入ってきた情報が、きゅうり御殿、三交代、後継者マッチングです。

会津地方は、歴史もありますが、地域の経済を支えていたのは昔から農家なのだそうです。

とても農業に適した地域ということのようで、同じ面積の田んぼから取れる米の量も多いのだとか。

そんな地域だからなのか、他の地域もそうなのかはよく分かりませんが、儲かる農業というのは、きゅうりなのだそう。きゅうりは御殿が建つとか建たないとか。

あとはトマトもいいみたいです。

一番安いのが米らしいのですが、米も、大規模にやると、儲かるみたいです。

一方で地元で、子供を育てている若い世代では、三交代の工場勤務をしている人も多いと聞きます。

三交代は身体への負担も大きいそうです。

なんとかならないのか・・。

農業が盛んな会津地方なのだから、農家でなんとかならないのか。

数年前に、とある米農家が後継者を探している、という情報を知りました。

そろえようと思ったら、数千万円から億単位が必要な、土地、機材一式を譲れる人を探していたようです。

会津地方のまた別の地域では、ある果物が実っている畑がありました。

果物がたわわに実っているのですが、そこは、農家を辞めてしまった人の畑で、放置されているのだそう。

「あの実は収穫したら売れるのでしょうか?」と質問したところ、売れるとのことでした。

今すぐお金が必要で、リスクを取れないのが、子育て世代だと思います。

なので、三交代の工場勤務という仕事が選ばれるのかもしれません。

一方で、すぐに現金化できる農作物が実る、生産能力がある農地が、持て余されているのもまた、会津地方です。

私が実際に知っているのは、米農家と果樹園の例の2つですが、私は基本的に東京で生活していて、月に数日しか会津にはいないんですよね。

それなのに、そういう情報が入ってくると言うことは、探せば、他にもいくらでもあるんじゃないかと思います。

生産能力がある田畑が、このままだと、ただの荒れ地になってします。

そして、この土地には、人間としての自然な生活に逆らって、三交代で、働くことが出来る、強い身体と辛抱強さを持った、若い世代がいる。

ということで、後継者のマッチング、やっていきたいなと思います。

私も、生活環境を良くしたいと考えたときに、会津地方に戻ってきたいと思うようになってきていて、ここからは、仕事も大きくしていきたいです。

マッチングをやるとしたら、まずは、あいづっぺでぃあを立ち上げた方たちとがいいのではと考えていますが、誰か、参加したい方はいますか?

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