Clear Coin-広告のプラットフォーム、セキュリティは強固。
ターゲットとなる分野はデジタル広告業界。
実際、広告で稼いでいる企業はむっちゃ稼いでいます。Facebook, google。彼らの主な収入は広告ですね。二社あわせて1000億ドルほどの収入です。彼らのe-advertisement業界での力は凄まじいものがありますが、この巨大二頭を除いたとしてもまだ世の中には1000億ドル以上のお金がデジタル広告業界で動いていて、ほかの会社がこの資本を分け合っています。
さらにですね、E広告業界は発展していてる。2020年までに3350億ドルほどの価値がある業界になると予想されています。毎年毎年10億ドルものお金が広告業界に流れてきているんですね!
しかし、デジタル広告のなかには詐欺まがいのものもあり、全体の2割ほどといわれています。
そこでこのClearCoinは広告業界に鳴り物入りで参入してやろうと。ブロックチェーンの技術があれば詐欺にも負けず、雨にも負けず、自然淘汰などさせまい!
ClearCoinは5つの要素から成り立っています。
1.ブロックチェーンメディア(広告)の購入
2.非中央集権のアプリケーションとパートナーにAPIを供給
3.パートナーへのAPIの需要
4.ブロックチェーン広告の原案
5.今までの元帳の証明
6.ブロックチェーンメディアの購入
。。。。どうゆうことだ?
1.
ステップ1 広告の作成。ここで広告の形、ターゲット層、どんな心理をつかってなどの広告そのものの戦略を練ります。
ステップ2 広告の購入。同じ広告でも使う期間であったり、頻度、どんな媒体に載せるのか、そして料金体系を決めます。
ステップ3 分析。その広告に対する人々の反応を分析します。
2.
非中央集権のアプリケーションとパートナーにAPIを供給
そもそもAPIとはソフトウェアの機能を共有することです。いうなれば、広告があって、それの正しい使い方を公開するといった感じです。この公開によって広告を作った人と広告が欲しい人をつなげます。
3.
パートナーへのAPIの需要
そこで誰かが、あ、この広告欲しいですって言います。
4.
ブロックチェーン広告の原案
カタカナだとブロックチェーンアドプロトコルとなりますwこのプロトコルは広告そのものをトラッキングするために使われます。これのおかげで詐欺まがいの広告を退治することができます。
5.
今までの元帳の証明
proof of history ledgerという意味で、ブロックチェーンっていうのはブロックの中にデータがあり、これらのブロックがが鎖のようになっています。一つのブロックの中の情報が操作されて変更されるとそのあとに繋がっているブロックの中の情報も勝手に変更されるんですよ。だからセキュリティは強固!このガードの固さのために詐欺広告は叩かれてしまいます。
おそらく5番が一番の特徴なんだと思います。
シンプルにまとめると、広告作成者と広告作成してほしい人をよりつなげることによって需要と供給のマッチングを助長して、かつ、ブロックチェーン仕様なので詐欺広告は潰しますよ
ってことです。
広告業界のプラットフォームということですね。UBERみたいな感じで。
はいでましたプラットフォームタイプのビジネス!
民泊アプリも出会い系アプリもプラットフォームでニーズのマッチングのお手伝いをしてくれるアプリで儲かってますよね。。。
感想。
うーん。って感じですかね。
理由はいろいろありますが、そもそも広告業界詳しくないです。これが大きな問題点。ユーザーの視点でこのコインをみることはできませんでした。。。。。一般庶民なので。。。
なんか雰囲気としては質実剛健な目論見書ってかんじでしたね。これを良しとするのかどうかはわかりませんが。
プラットフォームを提供している人たちというのはこの世の中のビジネスの王道ですね。いいと思います。
が、しかし、インパクトがない気がしませんか?
たとえば無料で泊まれるところを見つけることができるカウチサーフィンぐというアプリなんかは正直危険だと思いますよね!!クレイジーだ!と。なんで知らないやつの部屋に泊まるなんてアイデアがでるんだ!あほか!と。UBERもはじめはおかしいと思いませんでしたか?他人の車に乗るなんて、、、、
このクレイジーさがこのICOにはないのかなあと思います。
次は逆の立場に立ってみる
この微妙なかんじ、テレグラムみたいだとおもいませんか?テレグラムというのはいまいい感じのICOですが、コンセプトととしては、より素早くよりセキュリティの高いメッセージを。ってことで、僕なんかは、「は?ラインでいいやん」みたいなのりだったんですが、成功して速攻で莫大な資金を集めました。ClearCoinも世界を大きく変える破壊的イノベーションを示しているわけではありませんが、ブロックチェーンの特徴を生かしてセキュリティを強固にした広告のプラットフォームということです。きらびやかではないけど、過去に似たようなものでうまくいっているので今回もいくんじゃないでしょうか?
それとも仮想通貨は当時ほど盛んじゃないから資金あつまらない?
全く分からない。。。。。。
現場からは以上です。