ジュニア再編お気持ち表明



色々な気持ちが渦巻いて、書こうとしては消してを繰り返している。吐き出さないとどうにかなりそう。

2022年、7 MEN 侍に出会った。元々同事務所のデビュー組をずっと追っていたから存在は知っていたけど、バンドということしか知らなかった。なんか最近気になるな、YouTube見てみようという軽い気持ちで見始めたらビジュアルがド好みな人がいた。矢花黎さんだった。

矢花・大光・克樹とはYouTubeがほぼ初めましてだったけど、嶺亜・琳寧・こんぴーは知っていた。ただ、「知っていた」というほどどんな子かを把握していたわけではなく、
嶺亜→セクゾのバック、れあたん
琳寧→陸上部で一人称りんね
こんぴー→今野貴之くんと混ざっていた(何故今野くんを知っているかというと、追っていたグループのバックにいたから)
という浅すぎる知識しか持っていなかったけど。


侍のYouTubeを見始めた頃、私はKing & Princeにハマりかけていた。しかし時は11月、そう、平野・神宮寺・岸の脱退発表があった頃である。岩橋くんは仕方なしとしても、あんなに華々しくデビューしたキンプリでも駄目だったんだ、こうなってしまうんだと私は強いショックを受けた。
キラキラデビューのキンプリでもこうなった。その前に追っていたグループも、何人も脱退した。他のグループだって。デビューしていてもそうだから、ジュニアなんてもっと流動的で突発的だろうと覚悟した。

だから、侍を追いかけようと決めたとき、最初に思ったのは「たぶんこの子たちは報われないだろうけど」だった。
実際侍も2人抜けているわけだし(私がリアルタイムで知らないだけで)、初めて足を踏み入れたジュニア界隈のお勉強をしている内に、名前だけ知っていたHiHi Jetsもメンバーチェンジがあったことを知った。少年忍者も、22人以外に知らない子が何人もいた。でもジュニアってそんなもんなんだろうなと自分を納得させた。
いつどうなるかわからない。脱退する人がいるかもしれないし、増員されるかもしれない。箱ごとなくなるかもしれない。ジュニアを応援するというのはこんなに不安定なのかとカルチャーショックを受けた。

だけど、そんな不安とは裏腹に、HiHi Jetsも美 少年もグループとしてガンガン駆け上がっていき、侍も春の舞台祭りを経て夏のコンサートが決まり、とトントン拍子に進んでいった。サマパラが決まったことで腹を括って情報局に入ったのだけど、最後まで名義を誰にするか=「自担」を誰にするかで悩んだ。矢花・琳寧・克樹の3択。所謂高学歴ジャニーズと言われる人が好きなので克樹にもかなり惹かれたし、リアコ的な感情で琳寧もかなり好き。だけどやっぱりファーストインプレッションで矢花だな、と葛藤もしながら情報局に入ったのを覚えている。私は基本的に「好きなメンバーが入口にいてそこから箱を推していく」というスタイルなのだが、侍は入口が多かった。琳寧がオールスター感謝祭のミニマラソンで優勝しなければYouTubeを見ようと思わなかったし、克樹が高学歴じゃなければここまで侍メンバーに興味を持たなかっただろう。


いちばん脂がのった時期を経験させてもらったことは幸運だった。夏を経て、好きになって1年経った頃、どうせ報われないと思っていた気持ちは「どうか報われてほしい」に変わった。微々たるものだったけどジュニア大賞を初めて書いた。23年の舞台祭りはすべて一般でチケットを取ったので、24年の大光・克樹の舞台は情報局の紙チケが嬉しかった。あ、OZはチケット取れませんでした。トリックス、めちゃくちゃ買った。昨日買いに行ったらぜんぶ売り切れてたよ。

報われてほしかった。今でも報われてほしい。よくわからんグループじゃなくて、7 MEN 侍として。


キンプリの海人みたいに、嶺亜に侍の漫画を描いてほしかった。ジュニア運動会で琳寧に全振りする侍を見たかった。シェアハウスみたいな企画で5人に料理を振る舞う克樹が見たかった。大光と結託してみんなにイタズラして大笑いするこんぴーが見たかった。B4N4N4以上にメンバーを苦しめる曲を矢花に作ってほしかった。大光のソロでメンバーが出てきて「そろそろ大光だけのソロステージが見たいな」なんて言いたかった。


侍担だけどHiHiもゆるく好きだった。現場に行ったりは結局なかったけど、軽い気持ちでHiしかを見ていた。シンプルに面白かった。カラオケ企画が好きです。
HiHi、天下取れると思ってたよ。真面目に。きのう眠れなくてずっとジュニアチャンネルのパフォ動画を見ていたんだけど、BINGOのHiHi Jetsを見て号泣してしまった。あの曲ができた頃たまたま少クラを見ていて(当時の私はジャニヲタデビューしたばかりで、自担がいなくてもジャニーズのコンテンツにはなんでも手を出していた)曲のメロディーが好みすぎて衝撃を受け、音源化されていないことに二度衝撃を受けた。衝撃すぎて楽曲大賞に投票した。
あのときはまだ羽場くんがいてゆうぴとさくちゃんがいなくて、中高生で、そこから数年かけてあれだけ大きく成長したわけで。それもぜんぶ過去になるのかな。
美少年は元担とかなり関わりがあって、年齢もだいぶ離れているのにずっと仲良くしてくれて本当に嬉しかった。何様だって感じだけど。みんなかっこよくなったなあと親戚のおばちゃん気分になれるグループでした。SHOWbizでいちばん目を引いたの、藤井ちゃんだったのにな。


幸いなことに、HiHiも美少年も忍者も好きだから各新グループに「嫌いな子」はいない。だけど、それぞれのグループを追えるかというとそれはわからない。ただ、大光のドラムじゃなくて嶺亜のメンボじゃないバンドはずっと「違うな」が付きまとうんだろうな、とは思う。



最後に私の好きな侍の話。

メンバー個人も、グループとしてもたくさんあるんだけど、真っ先に浮かぶのは『坂本昌行Gift for X』という番組でのワンシーン。
坂本くんから6人に贈られた侍のスプレーアート、みんなのサインを入れて完成させてほしいと言われた6人は、ひとりひとり丁寧に記名していきます。普段YouTubeのスケッチブックでは走り書きだったり誤字脱字し放題だったりする子たちが、大きくはっきり、丁寧に名前を書く。そんな真面目さを持つ異端児たちが私は大好きです。

素敵な時、来てほしかった。今からぜんぶひっくり返ってほしい。


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だいぶ前に考えていた短歌です。出す勇気がなくてずっと下書きに入ってたんだけどこの際だから出しちゃう

大雨と嵐が背中押していく最前線を駆けろ車輪で/HiHi Jets

離れかけた手をつないでひとつずつ巨大な夢を手作りしてく/7 MEN 侍

ギラギラの個性をまとめるコンダクター誰より高く輝く星へ/川﨑兄弟


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