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昔は遥か前を歩いているなぁ、手が届かないくらい先に居るなぁと思っていた人達が、気づいたら

『なんだ、こんなに目の前に居たのか。』

と、最近、ときどき思うことがある。

真横に居るときもあるし、もしかしたら自分よりすごい後ろを歩いているように感じる時もある。

私は遊ぶのも好きだし、寝てるのも好きだし、そんなに頑張って歩みを進めるタイプではないと思う。
ぼくが遠くまで歩いてきたのかな?と思うよりかは、もしかしたら、遥か先を歩いていた人は、ずっとここで立ち止まっていたんじゃないかな?と思ったりする。

でも、まわりの人が全員立ち止まっていたら、自分が立ち止まってることも解らない。

お客さんがライブに沢山来てくれたり。アニメやゲームの仕事をたくさんできたり。

その結果、ゆるやかな放物線を描きながら人間として下降して行ってるんじゃないかなぁ、歌や演奏から覚悟が感じられなくなっていって、人として中途半端なんじゃないかなぁ

と、思ったりすることはどうしても正直あって、いわゆる、ぼくらの年代の人がどう生きるべきかと言うのをよく考える

ぼくの抱く、若い人に見せたいカッコいい背中と言うものと、ぼくらの年代の人達が若い人たちに実際に見せている背中って言うのはなんだか違う気がする

立場や肩書きと言うものを、うまく扱える人間と言うものは少ないのかもしれない

あとに続く人を守れなかったり、若い人たちにうま味を与えない中年にはなりたくないなと思う

実際理想論であって、自分の遥か前に居るぼくたちより年上の人達であっても、自分を崇めてくれて、自分に不都合のないコミュニティを作り上げる大人たちが多かったりするけど
でもそんなつまらない大人が全員ではないわけで

自分が気に入ってる、牽引力があるなと思う若い人達に限って、あほな大人を見てガッカリして、夢を断念するのが早かったりもする

いろいろなことをねぇ、思ってねぇ、悔しいと思ったりねぇ、情けないと思ったりねぇ、謙虚でありたいねぇと思ったりする結果、MCであまり偉そうに聞こえる事は言いたくないなぁと思って

『鼻くそ( ・∀・)』

と喋って帰っただけなんだけど、女子力低すぎる件

どうしていつも、自分に不都合なことばかり言ったり、自分の良いとこよりも悪いとこの方を主にネットでひけらかしたりするのかと言うことなんだけど

それは、『自分のやっていることに特にうしろめたい事もないし、自分の短所を露呈したところで、ちゃんと長所を見ていてくれる人が居るから』

と言うのもあるし

人間には良いところも悪いところも必ずあって、短所をとにかく隠すようにするのが社会の美徳になってるけどさ

でも、やたらと自分に不都合な事は隠しまくるようにしたその結果、裏表あるのが当たり前で、やましいことや、うしろめたいことを、ひたすら隠し通して立ち振る舞うみたいになっちゃってるし、
要領がいい人が徳になっちゃったり、
そのくらい誰でもやっているだろとか思っちゃってる人も多いし、
そんな世の中だから、他人に対して心を許さんぞ!みたいに余計なっちゃう人が多いんじゃないかなと思ってね

大袈裟に隠すから、余計悪化すると言うか

ぼくはよく思うのだけど、『不都合なことを隠しながら、うまく立ち回っている人が居る。世界はつまらない』のではなく、『気がついていて、すべての人間のありかたを許して、影ながら応援しているような社会に見えない縁の下の力持ちは確実に割と居て、そんな人をときどき見かけるから、世界はおもしろい』

ぼくは人生を『許す旅』だと数年前から表現している
人との違いを受け入れる旅だと

世の人は『趣味の合う人間』『性格の似た人間』を求めがちだけど、そりゃ趣味や話が合うのはすごく楽しいけど、『自分と似たような人間”だけ”を探す旅』は実はつまらない
自分と違う魂の人間を排除し続ける人生はつまらない

うーん、なんかねぇ

『ぼくの名前はマツモトだよ!!短所はね、こういうところさ!悪いところは、こういうところだよ!よろしくね!なんか問題あったらその時はまぁ言ってくれ』

みたいな人でありたいwwww

誰も、自分の悪いこと、不都合なことを自分から暴露しないからこそ、自分くらいは無駄に暴露しようかなって思ってねぇ(あまのじゃく)

だって、別に短所があっても、『それでも好き!』って言ってくれる友達やファンは居るんだもの
それって本当にサイコーにクールなこと

もちろん、人様に迷惑をかけるような短所はご法度だし、自分より他人様を立てて行く、そういう当たり前なことはするし
悪いところは直していく前提の話ね

可愛く感じられる短所くらいは、みんな気軽に出したらいいし、みんな許容したらいいと思うんだねぇ

でないと、いつまで経っても心の距離なんか縮まらないんじゃないかと思ったり

話がそれて来てるけど

中年として、やっぱり常に変化していきたい、立ち止まって立場や肩書きに固執せずに、気軽に衣を脱いで捨てられるくらいの人でありたい

ぼくの思うカッコイイと言うことはそういうこと。

力がないと自分のまわりの人様をもっと助けられないから、もう少しだけ自分にパワーがあったらと思ったり

かと思えば、次の瞬間には、やっぱり要らん!と思ってダチョウ倶楽部かのように地面に帽子を叩きつけたり

そんな人生を今のとこ歩んでみたりしております。

今後ともよろしくお願い致します。

ちなみに、性別学的には女性ですが、男性だと思って考えてくださると、ぼくの言っていることは多少解りやすくはなるのではないかと思っております。

こすっ辛いブログを時々書いておりますが、ひ弱な女性に対して物申しているんじゃなくて、基本的に、男性に対して厳しかったり、男性に対抗意識を燃やしているわけなのです。

女性は無条件に保護しますので気軽にお声がけ下さい。
(オタサーの姫以外)

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