北海道廃墟紀行:廃墟マニアに超オススメの宿(夕張市)
さて、もう是非にでもブログで紹介せなアカンと思っておりました、夕張市内にあるホテル合宿の宿 ひまわりについて語りたいと思います!
廃墟ではなく、現役ホテルです!
旧「北海道立夕張北高等学校」の校舎を改装したと言う、ユニークな宿泊施設!
【合宿の宿 ひまわり】
〒068-0414
北海道夕張市鹿の谷山手町18
青年の家みたいな保養施設だと思ってもらえればと。
上記の写真だとよく見えませんが、レンタカーのドアが開けっ放しなのが私らしいと思います。
よく目を凝らしますと、まず、白線に平行に駐車すらできていません。
廃墟探索をしているうちに夜になってしまい、夕張は市街地がゴーストタウンでまったく電灯もなく、通行人が1人もおらず、コンビニも郊外のほうに1件しかなく、電灯のない慣れない峠を引き返して夕張脱出を試みたら絶対に事故ると思い、iPhoneで適当にホテルを探して泊まったホテルがコレ!
1泊2食付きで、6500円でした。
ネットを見ると、面白そうだから泊まりたいと思ってた人が「団体向け施設なんで、1名だとちょっと…」と断られたって人も居たので、泊まれた私は運がいい…
お邪魔します。
ホテルのロビーも無人で、ベルをひたすら鳴らして、出てきたおじさんに
「泊まりたい」
と言ったら、
「えーと…おとな…1名様でいいですかね。おとな…の方…ですよね?」
って言われた。
大人です。
あと定番の「なんでこんな街に泊まるのですか…(´・ω・`)」って言われた。
ホテルの説明をする際にも、「まぁ、見ての通り、なんにもございません。何せ夕張ですので」って言ってた。嫌いじゃないよ。
学校を改装しているだけあって、エレベーターがないです。
まぁ、お部屋は3階だというので、行きましょう。
誰も いない…
部屋はこっちか?
いや違うな 真っ暗で進めないし
↓そして辿り着いた部屋。
部屋 ひろい…
教室だからな…
落ち着かないので、布団敷いて、荷物撒き散らしてみた…
座布団をちゃぶ台まで並べてみたりとか…
うーんと、多分、もしかして、怖い。
真っ暗なゴーストタウンで、学校を改装して、なんとなく人工的な「何事もなかった感」満載の内部、節電でほとんどの電気は消されてるし…
もちろん無音、ホテル全体、どこもBGMすらない…
3階にわたし、1人…
わかんないけど、たぶん、割と怖いって思う人が多そう。
そもそも、霊感なくても、「夕張ってゴーストタウンだし、かなり近い過去に何万人も炭鉱で人が死んでるし、事故死率とかも日本全国レベルで考えてぶっちぎりだし、行きたくない、夜は絶対車ですら走りたくない」って言う人も多いしなぁ(´・ω・`)
さて、夕食に行きますよ。
私のスリッパの足音だけが依然BGMである
案の定、誰も居ない
調理場の奥におばさんが…
私ひとりのために、たくさん作ってくれた…(´;ω;`)ウウッ
ありがとう、おばさん!!
わたし、頑張って10人分くらい食べるよ!!
人より胃袋は大きいから、ご心配なく!!
超ごはんうまいよ!!
ジンギスカンも、カラアゲも、エビチリも、ミートボールも、スモークサーモンのサラダもあって、本当においしいよ!!
これがマジで、その辺の食堂より、全然おいしい!!
ジンギスカンやエビチリ、スモークサーモンをメインに、アグレッシブに5回ほどお替りに行った頃、
別の階には10人ほどの高校生(吹奏楽部)が泊まっていたらしく、ゾロゾロやってきて
なんか肉すくなくね?
泊まってる人が少ないから仕方ないよ。
私、グリーンサラダ食べるからいいよ。
肉たべなよ。
と言うやり取りの元、お互い気を使いながら少ししか残ってないバイキングを質素につまんでいた。
若人たちよ、すまん…
それ、グリーンサラダじゃなく本当はサーモンが30枚くらい乗っかってたんだけどね…(´・ω・`)
若人が食事をしている横をすり抜けて、一番風呂に飛び込むオバサン
1人なのを良いことに、歌い、泳ぐオバサン。
時折、高校生がまだ来てないか脱衣所をチェックするのも忘れない。
オバサンは珍しく怖くて、テレビをつけて寝た。
そして朝だ。
「わたしは朝早く出発して、探検したいので、7時に朝食をお願いします。」
朝食を食って部屋に帰ったら、とてもいい天気で、昨日すれ違った高校生の吹奏楽部が、なにやら吹奏しており、とても良い雰囲気だ。
そして寝てしまった私は、誰よりも遅くチェックアウトした。
笑われた。