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CTO×技術顧問対談vol.3~これからのエンジニアのキャリアパス~

みなさん、こんにちは!
ROBOT PAYMENT広報担当の高橋です!

弊社エンジニアの内部を覗いてみよう企画も、いよいよ最終回となりました👏

最終テーマは「これからのエンジニアのキャリアパス」について語って頂きます。

お二人には、これまで第1弾、第2弾と様々な視点から語って頂きましたが、

Q1、今までお二人は、どのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

>和賀さん
私が20代の頃は、おぼろげに「スペシャリストになりたい」と思っていて尖ろうとしてました。そこから、30代になって事業を推進する立場になり、フィジビリティスタディしながら事業づくりが面白く感じ、プロダクトマネジメントの意識が高くなっていきました。その後も、開発統括以外でもアーキテクトや技術営業など様々な経験をさせてもらいました。これらの経験から自分の強みを把握し、また自分の視野自体も幅が広がって、今に至ったという流れですね。

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なるほど、、、!
若い頃は特に、自分は何が得意かなんてわからないからこそ「チャンスがあれば迷わず飛び込んでみること」で自分と向き合う機会を作られていたんですね👀!

>和賀さん
私の場合はその通りですね。結局、経験しないとわからないことなんてたくさんあるので、色々トライアンドエラーしながら決めていくというのが、私のスタイルですね。

相澤さんはいかがでしょうか??

>相澤さん
正直僕は、意識的にキャリアを自分の意思で作用させたというのは、34歳になってからですね。
実は僕、高卒で建設現場の仕事をやっていまして、転職した理由は「土日が休みだと求人票に書いてあったから」というくらい始めは意識が低かったですね。(笑)これが19歳のころの話です。

建設現場で働かれていたんですね!その業界の方々は、休みの日が週にたったの1日だけという話聞いたことがあります、、、。💦
土日休みというは、当時の相澤さんにとって重要だったんですね!

>相澤さん
そして、転職して3年くらいは、プログラマーではありませんでした
当時はシステム運用オペレーターという仕事で、一日中モニターを眺めてログを確認し、問題があれば電話で連絡したり、業務用プリンターで派遣先企業の社員さんたちの給与明細を印刷するような業務していました。そうするうちに、そのうちシステムの保守開発をする手が足りないという理由で、なんとなくプログラミングをやる流れになっていましたね(笑)
元々数学が得意で、ものごとの原理や法則を考えたり理解するということが好きだったのもあり、プログラム開発の仕事の中に楽しさを見出すことができたので、どんどん突き詰めていけたのはいいものの、いつの間にか、僕は天狗になっていました。(笑)

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なんと!(笑)
もう20代の頃からプログラム開発を無双されてたんですね、、!(笑)

>相澤さん
いや、今考えたらそう思っていたのが恥ずかしいです(笑)
なぜこの時、天狗になってしまったかでいうと、そもそもプログラムってXとかYのような変数で成り立っていて、実際の世界で使われている用語などを全く無視して記号的に情報の構造や動きを記述することができるんです。だから、全て記号化してしまえば、業務知識なんていらないんじゃないかとさえ思っていた時期だったんです。(笑)
そのような考えをもったまま、外資系のコンサルティングファームに転職するんですけど、そこではこの思考をことごとく打ちのめされましたね(笑)
「業務とは何か」というところを本質的に叩き込まれました。

なるほど、プログラミングとしては正解があるからこそ、最初は全てわかった気で進めてしまいますが、実際の「業務」としての壁にぶち当たってしまったんですね、、、。

>相澤さん
そうですね。ここで、ビジネスコンサルタント・業務コンサルタントの方々と一緒に仕事ができたことは、20代後半の中核となる経験になったと思います。
この経験から、一気に自分の伸びを感じていたので、30代では視野を広げるために、敢えてプロダクトマーケティングというエンジニアではない職業になったんです。そこで、また自身のビジョンを掲げ、突き進めました。
そうして、一旦落ち着いた後に「キャリア」というのを振り返ったとき、自分として一番わかっていなければならないのは、体系的なインテリジェンスだなと実感し、大学院で経営について学ぶことを決意したんです。
そこでの学びは大きくて、イノベーションについて勉強していくうちに、こういうのを武器にしてこれから自分は生きていくんだなと、自然にそう思えるようになり、そういった仕事を取っていくようになりました。

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大学院も行かれていたんですね!👀
敢えて自分の視野を広げる機会を作り、自分が納得いくまでところまで突き詰めるという行動力が素晴らしいです、、!

ちなみに、そのまま技術を突き詰める方もいらっしゃるとは思うのですが、どうでしょうか??

>和賀さん
そういった特化する方々も多く存在するのも確かです。
取り巻く環境にも依りますが、技術を突き詰めていくことはそれはそれで楽しいと思いますし、マネジメント業務など無視して突き詰められる状態にあるのは逆に羨ましいとも感じます。

そのようなプロフェッショナルタイプも多くいらっしゃるんですね。


Q2,お二人は、このような「キャリア」は早めに決めた方がよいと思いますか?

>和賀さん
私としては、まだ可能性が残っている未来があるならキャリアの方向性を早く決める必要はないと考えてます。
具体的な方向性を定めるにあたり、自分の想いも大切な因子ではありますが、それと同じかそれ以上に、取り巻く環境や社会情勢が関係してきます。逆に想いだけに固執してしまって、他の可能性を捨ててしまうのは非常にもったいないなと感じます。
ただ、自分の中で大切にしたいもの・譲れないものも見失わないよう、バランスをとっていくことが必要でもあります。

たしかに、お二人とも周りの環境の変化によって、自分のやりたいことを見いだせたり、チャンスを掴んだりされていましたね。

そういった変化に身を任せつつも、自分の中で精査していくことが重要なのかもしれません、、!


Q3,ここでの「環境」とは、仕事でいうと大半の場合、「会社」にあたると思いますが、お二人は会社選びの基準をどう決めていましたか?

>和賀さん
キャリアを直近で見るのか、将来的に見るのかでまた変わってきますが、例えば「技術力をもっと伸ばしたい」や「将来に渡って稼げる職種経験を積みたい」といったように、現時点で自分が持っているもの・伸ばしたいものを明確にした上で選ぶことが必要だと考えています。

自分なりの目的を明確にしていくのは、軸をブレさせない上で非常に重要だですね!
就活の時も自己分析をし続け、ここはかなり時間をかけました、、!

>相澤さん
よく言われてきていることですが、基本的には自分より優れている人がいる環境を選びますね。太刀打ちできないような人や、支持できる人がいる環境は、やはり成長の伸び率が違ってきます。
なので、私自身も自分より優秀な人たち・尊敬できる人たちがいる環境を転職の基準の一つとしていました。

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たしかに、自分が目指したいと思える人がいるかどうかは、仕事の向き合い方にも、かなり影響するなと今も実感しております。


Q4,では、ROBOT PAYMENTのエンジニアとしてのキャリアパスについては、どう考えていらっしゃいますか?

>相澤さん
外部顧問という目線での見解としても、ROBOT PAYMENTのエンジニアは、今後ものすごいキャリアを積める可能性があると感じています。
なぜかと言うと、前回の記事でもお話ししている通り、エンジニアとして活躍できる場がどんどん増えていくのは確実だからです。
細かくお話しすると、今うまくいっているビジネスとこれから成長していくビジネス、今チャレンジしているビジネスを支えていく組織として、非常に優秀な人たちが集まっていて、その中で「やりたいこと」「やらなければならないこと」「チャレンジしたいこと」というのが、盛りだくさんなんですよね。
そして、色んな方面でチャレンジできるのは、成長の機会となるだけでなく、前回少しお話しした通り、「テクノロジーのプロであれ」と組織自体にエンジニア力を高める意識を掲げているので、キャリアパスとしては、エンジニアで入社しても、優秀なセールスや、カスタマーサクセスになれる可能性は大いにあると思います。だからこそ、今この会社にエンジニアとして入社することは、どんなキャリパスでも描けるというのが大きな強みになるかと思います。

おおお、、!うちの会社をこんなに評価してくださって、大変嬉しい限りです😊!
エンジニアリングという点で、今のROBOT PAYMENTはかなり成長のチャンスが多いということですね!また、どんなキャリアパスでも描けるというのは、自分の可能性を広げられますし、誰から見ても非常に魅力的な気がします!

>和賀さん
別の視点でいうと、ROBOT PAYMENTのプロダクトならではとしては、インターネット決済代行サービスや請求管理ロボの2サービスを提供させて
いただいているので、サービスを作っていく上で自然とPL(損益計算書)やBS(貸借対照表)などの会計知識を意識するようになります。エンジニアとしては技術力だけではなく、お金にまつわる知識があると経験の幅が増やせると感じており、ROBOT PAYMENTはそのような知識体系を身につけられる環境であると言えます。

たしかに、それは決済周りを扱う、うちの会社ならではかもしれません👀

>和賀さん
そして、ここだけの話ですが…
相澤さんとも進めているのですが、ROBOT PAYMENTが提供するサービスである請求管理ロボにおけるシステムの全体像やアーキテクチャーの見直しを考えており、そこに向けて準備をしている段階です。エンジニアにとってチャレンジできる環境にあるというのは非常に面白い経験になると思います。この取り組みを一緒に挑戦してくれる人も探していきたいですね。

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それは会社としても大きな動きになりそうですね、、!
非常に楽しみです😊


最後に、「エンジニアのキャリアパス」について悩んでいらっしゃる方々に向けて、メッセージをお願い致します。

>和賀さん
おじさんくさいと言われるかもしれませんが、苦労する経験は非常に大事だと感じています。苦労する経験は、無駄なことでなくとても有意義な経験であり、自身の経験値の底上げにもなります。
また、チャレンジしたら失敗は付き纏いますが、失敗を過度に恐れるのではなく、PDCAを回すのと同じように同じ過ちを繰り返さないように経験を積み重ねていって欲しいです。さまざまな失敗を経験することで、血肉となり、知識などの引き出しも多くなっていきます。
それらの条件が揃ってくると、自分の次のステップが見えてきたり、チャンスを掴みとれるようになっていきます。
>相澤さん
転職によって年収を上げたいとか、小賢しいことは一旦考えなくていいと思います。
先ほど話していたように尊敬できる人たちがいる環境を選んだり、他の視点でも自分の中で掘り下げたりして、具体的なキャリア・年収は別として、20代半ばまでに「これが自分の中で大切だ」と思う職業的価値観の中心になるものを探し求めるようにキャリアを探していけばいいと思います。

なるほど、これはエンジニアのキャリアだけでなく、他の業種・職種でも重要となることに思えます!大変勉強になります。

和賀さん、相澤さん、ありがとうございました!

「IT人材不足」と言われている今、エンジニアに興味を持っていらっしゃる方々は多くいらっしゃると思います👀

そのような方々に、今回の対談記事が少しでも参考になっていれば幸いです😊!

そして、ROBOT PAYMENTのエンジニアに少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひご気軽にお問い合わせください!
お話しできるのを楽しみしています🎉

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