衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法(試験方法2に関する遊び場での試験位置の選択手順)
おはようございます。本日も素敵な一日になりますように願っております。
遊び場の衝撃減衰(吸収)地表面材に関してシリーズで記述をさせて頂いております。今回は衝撃減衰性を測定する試験装置、時間に対する加速度と落下高さに対する HICとgmaxの値の曲線の記録(データ)表示の典型的例およびHICの算出に使用されるコンピューターアルゴリズムの検証について明記させて頂ければと存じます。
BS EN 1177:2018(26-30頁)によれば、
試験方法2に関する遊び場での試験位置の選択手順
(以前の記事”衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法〔試験方法2-現場での衝撃減衰性の測定(法)〕”を参照)
その目的は、各遊具アイテムのインパクトエリア内で試験方法2(以前の記事”衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法〔試験方法2-現場での衝撃減衰性の測定(法)〕”内の試験位置の選択と記録の項目を参照)に従って確認される試験区域と最小数の試験位置を決定することであります。
以下の表は、(EN 1176シリーズを参照して)特定の遊び要素に関する、インパクトエリア上に試験のために選択されなければならない試験位置と数を示しています。この表に含まれていない他の遊び要素は、記述されている同じ原則に従って試験する必要があります。いかなる場合も、測定は一致する遊び要素の自由落下高さ(FHF)に関して地表面素材の最も薄く測定された厚みの位置で実行されるものとします。
試験区域の選択に関する基準
(以前の記事”衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法(規格の適用範囲、引用規格および用語と定義)”内の試験領域(test zone)の細目を参照)
試験区域の場所は、設置される遊具や合理的に予見可能な落下次第になります。
遊具のタイプに応じて、遊具を構成する遊び要素と異なる自由落下高さに対する衝撃減衰地表面材(IAS)の試験区域を区別する必要があります。
各々識別された試験区域は、少なくとも1回は試験方法2を使用した試験をする必要があります。
各試験区域で、少なくとも3回の厚み測定が行われなければなりません、その上試験は最小で測定された厚みに相当する位置で執り行われるものとします。
遊具に関して場所と同様に試験下での位置の厚みが報告されます。(以前の記事”衝撃減衰遊び場地表面材ー衝撃減衰性を測定するための試験方法〔試験方法2-現場での衝撃減衰性の測定(法)〕”内の特定の遊具に関して試験位置の選択および各試験区域に関する細目を参照)
その測定される厚みは参考情報になります。この測定での不確実性は、主に基(礎素)材(例えば、未結合の素材)の特質に関係します。
下記の試験区域の例の4つの表スウィング(ブランコ)からロッキング(揺動系)遊具とザイル遊具に関しては、特定の遊具のタイプに関する考えられるインパクトエリアと試験される試験区域の最小数の例を示しています。