完全閉鎖構造遊具に関する追加の特定安全要件と試験方法について、(規格の適用範囲及び引用規格)
おはようございます。本日も素敵な一日になりますように願っております。
特定の遊具に関する追加の特定安全要件と試験方法についてシリーズで記事を更新させていただいておりますが、今回からは完全閉鎖構造遊具に関して述べたいと存じます。まず最初は規格の適用される遊具の対象範囲と引用される規格について以下の通り明記致します。
BSI EN-1176-10:2008(4頁)によれば、
適用範囲
本書は、屋内または屋外の施工/設置を目的とした、14歳までの子どもたちを対象とした閉鎖構造の遊具に適用されます。(3.1を参照)
本書の目的は、出口と避難経路、視認性、外面の”よじ登り可能性”、安全エリアに関連した閉じ込め壁面/ネット、耐発火性、特定の遊具/構成部材、衝撃減衰地表面、標識、特定の点検、保全/保守管理のようなこれらの構造物の詳細を含む追加の安全要件を提供することです。
引用規格
以下の参照される文献は本欧州規格の本(安全閉鎖構造遊具に関する)パートへの適用に不可欠です。 日付の付いた参照には引用された版のみが適用されています。日付のない参照の場合は、規格書の最新版(改訂を含む)が適用されています。
EN 1021-1, 家具-布張り家具の着火性の評価-パート1:燻っている煙草が原因の発火
EN 1021-2, 家具-布張り家具の着火性の評価-パート2:マッチの炎と同等物が原因の発火
EN 1176-1:2008, 遊具と地表面材-パート1:一般的な安全要件と試験方法
EN 1176-3:2008, 遊具と地表面材-パート3:スライド(滑り台)の追加の特定安全要件と試験方法
EN 1176-4:遊具と地表面材-パート 4:空中ケーブルの追加の特定安全要件と試験方法
EN 1177:2008, 遊具と衝撃減衰遊び場地表面材-臨界(危険)落下高さの確定(法)
EN ISO 11925-2, 火災反応試験-火炎の直接接触による建築製品の着火性-パート2:単一火源試験(ISO 11925-2:2002)