英語論文勉強：非特異的間質性肺炎の大腿四頭筋の筋力低下は運動耐用能に影響を与える

Quadriceps weakness contributes to exercise capacity in nonspecific interstitial pneumonia

Summary　
Background and objective 

筋周囲の機能障害は、特発性肺繊維症を含む、いくつかの慢性肺疾患の患者で、運動に耐えられない危機的要因として見られる。

非特発性間質性肺炎の繊維症患者とそのほかの間質性肺疾患の繊維症のサブタイプに筋周囲の機能障害があり、またその一部分に運動耐用能とが関係する可能性がある。

非特発性間質性肺炎の繊維症の運動の耐えられないこととに寄与する筋周囲の機能障害との関係性について明確にすることを今回の調査の狙いとする。

Methods

呼吸筋とその周囲の筋の強さ、運動耐用能の評価として非特発性間質性肺炎の繊維症の患者３０名の６分間歩行テストを評価した。

Results

３０名の患者は、年齢の中央値は６１歳、２１名の女性であった。

１６名の患者に大腿四頭筋の著しい低下が見られた、１７名に最大呼気圧の著しい低下が見られた。

運動耐用能と筋力は、性別に関連性が見られた

性別を合わせると、大腿四頭筋に6MWTの運動耐用能と関係性が見られた。僅かな相関では、生命力と肺機能パロメーターにも関係性が見られた。

大腿四頭筋が６M W Tの予測ができるように後方視的に段階的に解析していく。

Conclusions

非特発性間質性肺炎の繊維症患者は、しばしば大腿四頭筋の筋力低下を観察される。
大腿四頭筋は非特異性間質性肺炎の運動耐用能の評価に適している。

まとめ

呼吸器患者の大腿四頭筋の筋力評価は大切だ！