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教養日本酒の知識

単位取得:スクーリング(SC)
SC期日:2020/11/21(土)~2020/11/22(日)
SC会場:オンライン(ZOOM)
SC講師:兵頭 俊美 先生
評価:A

どう単位取得すべきか迷った科目です。何故なら、完全なる下戸だから。
テキストはひたすらボリューミーで、初歩とは言え専門的な内容も多く、試験で取れるのか不安。かと言ってSCは試飲がある…
呑める人なら凄く楽しみなSCかとは思いますが、アルコールの匂いで頭痛がするような私には不安で仕方なかったです。
しかしこのコロナ禍でオンラインSCとなり、教室で青い顔して隅っこに居なくても良いという安心感でSCに臨むことにしました。


SC前にしたこと

テキストは一通り流し読みし、事前配布資料もざっくり目を通しました。
事前の指定課題はありませんでした。
テキストはA4サイズで300P近くありますが、フルカラーで写真や図も多いです。「唎酒師必携」とサブタイトルがついているだけあって、日本酒を基礎から勉強する人にはとても良いテキストかと思います。
事前配布資料は15P位程度でした。

SC1日目の内容

講師の兵頭先生はラジオのパーソナリティやYouTubeもされているそうで、とにかくノリノリで喋る喋る喋る!
それでいて内容はテキストに沿っているので、頭の中で整理しながら聞けました。

事前配布資料が少なかったからテキスト読みながらになるかと思っていたのですが、講義中に表示されるスライドが大量でした。
スライド内容はテキストに準拠しているものが多かったですが、より詳しく分かりやすく、実際の銘柄も紹介してくれているので、オンラインSCならスクショ必須かと思います(通学SCならちゃんと配布されるはず)

終了前30分は、各自で好きなお酒(呑めない人はノンアル)を準備して呑みながら質問&雑談タイム。
お酒大好き勢の楽しげな会話が羨ましい限りです。通学SCだとここまで話が盛り上がらないとも聞いて、受講生同士は顔が見えず声が聞こえずの全体チャットOnlyだからこその盛り上がりなのかも?と思いました。

1日目終了時の課題

自分の知っている複数銘柄の日本酒を挙げ、それらについて多方面から観察分析し、400字以上1200字以内で述べよ…といった内容でした。
知っている日本酒、という時点で私にはハードルが高い…うっかり梅酒について書いてしまうところでした。途中で日本酒の定義を思い出して、慌てて書き直し。通学SCだったら時間制限に引っかかってアウトだったかも💦

SC2日目の内容

日本酒の歴史やテイスティング方法等々。
一番面白かったのが、ラベルデザイン!
カラーセラピーと絡めて、色んな銘柄のラベルを紹介してもらえて、大変眼福。
秋田30蔵合同企画のラベルなんて、カラーチャート眺めるの好き勢にはたまらない…✨ 地方創生に興味あるので、こんな風に元気のある地方の取り組みを知れたのも良かったです。

『無礼講』や『駆けつけ3杯』の元々の意味、神事との関わりも楽しく学べました。自分が元々全く別の分野で得ていた知識が、新しく得た知識と結びついて「あぁ、これってこういう意味だったのか、繋がりだったのか」と知る快感はたまらないですね。

最終試験

〇×問題7問、3択問題18問、複数キーワードを含めた日本酒マーケティング戦略論800字以内。
3択問題はテキストや配布資料に載っていない、SC中にのみ出てきた問題もありました。
各キーワードをうまく使えなかったです…入れはしたけど無理やり突っ込んだ感があって、記述が足りないな~、と感じてしまいました。
文章の組み立て難しい!

終わりに

下戸を理由に受講を躊躇っていましたが、やってみたら凄く楽しかった!
呑む以外の、歴史、デザイン、銘柄名、マーケティング、マナー…そんな様々な方向から学べるのは、やはり学習という形式だからでしょうか。

この科目のことを人に話すと『大学で日本酒勉強するの?』と笑われちゃう事もあったのですが、一般常識として、またマーケティングの勉強として、良い学びが出来た科目でした。

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