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産業能率大学(通信課程)を卒業して

産能短期大学には2015年4月から2017年3月まで在籍し、その後、産業能率大学通信課程に2020年10月から編入し、2022年9月まで在籍していました。

通信制の大学(短期大学)入学、編入を考えている方、現在頑張っている方への参考になれば幸いです。

これまでの記事

私の最終成績

最終的なGPAは2.7でした。
短大時代(2.57)よりも少し上がりましたが、目標の3.0には達しなかったものの、産能大学院入学の推薦対象GPAは2.4以上であるため(ただし、応募要件を満たしているかどうかは書類審査があります)、将来的に「さらに学びたい!」と思った場合に備えて足がかりを残せました。

2022年9月19日現在の学習状況。学籍状況が『卒業予定』になったのは2022年8月末ごろでした。

各科目ごとの成績

平均的な成績でした。
ただし、『仕事に役立つ雑談力』はC判定で、何が悪かったのか悔しいと思っています。F判定は一度もありません。
2022年2月の科目履修を最後に学習意欲が尽き、3科目が未履修となってしまい、後悔しています。1単位が1万円ということを考えると、未履修で6万円を無駄にしてしまったことになりますね。それでも、短大・大学で138単位を修得したことを考えると、頑張った方だと思っています。

思い出に残ったスクーリングTOP5

短大と大学を通して、私が面白かった・為になったと感じたスクーリングTOP5です。

5位 教養日本酒の知識(兵頭 俊美先生)(大学)
日本酒に留まらない日本文化の知識まで網羅する、先生のトークがとても面白い授業でした。休憩時間や質問タイムでは学生たちから繰り出される酒トークも熱かったです。
コロナ禍真っ只中だったのでオンライン受講でしたが、通学スクーリングなら授業後に先生も交えて飲みに行くのが恒例だそうです。
詳しくは下記記事を参照してください。

4位 ビジネス倫理(竹澤 史江先生)(大学)
実際に起こった事件や身近な事例を題材に、「人は何を正として行動しているのか」「ビジネス上求められる規範とは」等々をひたすらに考えた2日間の授業でした。何気なく選択していた自分の判断がどういう思考に基づいていたのかを確認したり、仕事をする上での自分の考えの至らなさに反省したりすることができました。社会人としての自分の在り方を振り返り、襟を正すことができる授業でした。

3位 最新IT技術動向(宮内 ミナミ先生)(大学)
未来的な技術にワクワクする人なら、間違いなく楽しい二日間になる特設スクーリングでした。
既存技術がどのように発展していくか、どんな分野に応用できるか、どんな製品に組み込めるか、そんなワクワクを妄想して語りまくれる、充実した授業でした。
詳しくは下記記事をご覧ください。

2位 財務諸表の考え方(佐々木 理恵先生)(短大)
会計系・税務系の科目なら、佐々木先生が一番分かりやすい!と思っています。明るくハキハキとした先生で、授業スピードは割と早めです。
スクーリングあるあるの眠気とは一切無縁で、計算、計算、計算のラッシュです。ある程度予習をしておかないと、授業についていくのが厳しくなることがありますが、会計や税務へのモチベーションをグッと上げることができます。大変おすすめです。

1位 心理学(海老原 由紀先生)(短大)
心理学入門編なので広く浅くの授業ではありましたが、中でも強烈だったのは自閉症についての解説された内容です。東田直樹さんの『跳びはねる思考』を紹介する動画が流されたのですが、それまで自閉症に対して持っていた「コミュニケーションは取れない」というイメージが完全にひっくり返されました。
この授業以降、障害を持つ人と関わることへの怖さや躊躇いが多少は減りましたし、自分が同じ障害を持ったら…とわが身に置き換えて考えることが増えました。
私の生き方を変えた、もっとも印象に残った授業です。

振り返り

仕事と子育てをしつつの短大生・大学生をやってみて、良かったことがたくさんありました。

  • 高卒であることによる自己評価の低さが解消された

  • 入社難関企業の正社員登用試験に受かった

  • 親が勉強する姿を子供に見せることが出来た

  • 見える世界が広がった

もちろん、試験に落ちた時や頑張ったリポートやスクーリングが低評価だった時などは落ち込みましたし、何で私はお金を払ってまでこんなに一生懸命何千字も書いているんだろう、と後悔した事も多かったです。

それでも、自分の未熟さを痛感して短大へ入学を決めたこと、コロナ禍の定額給付金という予想外の臨時収入を迷うことなく自分の学費に使ったこと、最高の判断だったと思っています。

テキストの解説や参考文献を教えてくれた職場の人。
Twitterや対面で応援してくれた友人。
「母ちゃん頑張っていて偉い!」といつも褒めてくれた息子達。

色んな人達の助けで、無事卒業出来ました。
ありがとうございました。

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