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『稲盛和夫一日一言』9/26 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月26日、今日の一言は『ガラス張りの経営者』です。

 一般的には、経営者として自由になるお金が少しくらいあってもいいのではないか、また自分は経営のためにこれだけ苦労しているのだから、少しはいい目にあってもいいではないかと、ついつい思いがちです。
 しかし私は、それで失う迫力に比べれば、後ろめたさがなく、従業員をグイグイと引っ張っていく迫力、自信、勇気といったものを経営者が持つほうが、はるかに得策だと思います。

 会社は、決して経営者の私的な利益を追求する道具ではない。会社の使命は、そこに働く従業員一人一人に物心両面の幸福をもたらすと同時に、人類、社会の発展に貢献することである。当然、経営者は率先垂範して、この会社経営の目的を達成するために最大限の努力をしなければならない。透明な経営を実践すれば、この使命達成のためにトップが先頭に立って奮闘していることが、社員の目からも一目瞭然になってくる。

『「稲盛和夫の実学」を語る』(稲盛和夫著 京セラ編/非売品 2015年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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