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『稲盛和夫一日一言』10/27 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月27日、今日の一言は『王道の経営』です。

 「王道」とは、「徳」に基づいた政策のことであり、「徳」とは、中国では古来、「仁」「義」「礼」という三つの言葉で表されていました。
「仁」とは他を慈しむこと、「義」とは道理に適うこと、「礼」とは礼節を弁えていること。
 この「仁」「義」「礼」、三つを備えた人を、「徳のある人」と呼んでいました。つまり、「徳で治める」とは、高邁な人間性で集団を統治していくことを意味するのです。

 私のフィロソフィの根幹には、他を利し、他によかれかしと願う確固たる思想があります。今後も誹謗中傷がありましょう。そうした逆風の中にあっても、私は「人間として正しいことを貫く」というフィロソフィの力を信じ、努力を続けていくつもりです。そうすれば必ずや素晴らしい結果があるということを、私は固く信じています。
 盛和塾生の皆さんも右往左往せず、フィロソフィをしっかりと学び、確かな足取りで経営の王道を歩み続けてください。そうすれば、必ずや皆さんの企業は発展し続けていきます。のみならず、そのことを通じて、この社会、この世界はよりよきものになっていくのだと思います。

2010年 盛和塾中国四国塾長例会 塾長講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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