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『稲盛和夫一日一言』12/4 Review
こんにちは!R&P企画 emuです。
2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。
12月4日、今日の一言は『経営12ヵ条 ④』です。
10.常に創造的な仕事をする
今日よりは明日、明日よりは明後日と常に改良改善を
絶え間なく続ける。創意工夫を重ねる
11.思いやりの心で誠実に
商いには相手がある。
相手を含めてハッピーであること。皆が喜ぶこと
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
経営者というのは、どんな逆境にあるとも、常に明るく前向きでなければならないというのが、私の信念です。経営に携わっていますと、次から次へと様々な経営課題が現れてきます。しかし、そのような苦しければ苦しい局面ほど、夢と希望を失ってはならないのです。
ともすれば、降りかかる経営の諸問題に押しつぶされそうになり、そのような状態にじっと耐えている経営者の姿は、悲壮感さえ漂うものかもしれません。あるいは、私が強い意志とか燃える闘魂などと言っていますので、そのように悲壮なまでに思い詰め、悩み抜いて経営しなければならないのではと思われているかもしれません。
しかし、そうではありません。正念場ではすさまじいばかりの闘魂や、どんなことがあってもくじけない強い意志力が要るからこそ、日常は明るく振る舞う心がけが大事になってくるのです。そうでなければ、長く経営を続けていくことなどできないはずです。
今はどんな逆境にあろうとも、自分の人生をポジティブに見ること、それが人生の鉄則であり、経営者として生きていく要諦です。そうした明るさを秘めた、前向きでひたむきな努力は、長いスパンで見れば必ずや報われるはずです。それは、自然がそのようにこの世界をつくっているからだ、と私は思っています。
本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。