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『稲盛和夫一日一言』9/20 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月20日、今日の一言は『常識を疑う』です。

 私は常々、経営において固定観念を持つことを戒めている。利益率や組織のあり方など、経営の常識と言われているものほど恐ろしいものはない。

 世の中には適性利益率という常識がはびこっているが、それはそう思い込まされているだけであって、実はおかしいことではないのか。
 そう思った私が考えたのが、「売上最大、経費最小」という考え方です。利益率というものは、自分で「このくらいがよい」と決めるようなものではなく、売上を最大に、経費を最小にして、その結果として出てくるものだから、何パーセントが適正だという常識はないはずだ。絶えざる創意工夫をして、売上を極大化し、経費を最小化すれば、利益率はいくらでも高くなるはずだ。
 一つの基準、一つの常識というものを持って経営していくのではなく、頑迷固陋(がんめいころう)な常識を乗り越えて、京セラは新しい世界をつくってきたわけです。

『京セラフィロソフィを語るⅡ』(稲盛和夫著 京セラ経営研究部編/非売品 2011年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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