
『稲盛和夫一日一言』9/8 Review
こんにちは!R&P企画 emuです。
2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。
9月8日、今日の一言は『上場 ②』です。
上場はゴールではなく、あくまでも新たなスタート地点であり、企業はその後もさらに発展していかなければなりません。
だからこそ、私は上場のとき、「創業のときの初心に返って、さらに社員と一緒に汗みどろ、粉まみれになって、頑張ろう!」 そのように社員に説き、また自分自身、決意を新たにしたことを今もよく覚えています。
こんにち京セラは上場し、売上高1兆円を超える企業になっています。その京セラの経営には、株主の利益を最優先するという文言は出てきません。
会社そのものが立派になっていけば、株式の価値は自然に上がっていきます。その会社を立派にしていくためには、会社に住む従業員が幸せで、元気よく頑張ってくれるような状態でなければならない。そうでなければ、会社が立派になるわけがないからです。
つまり、会社が立派になれば株主もハッピーになる。ですから、企業経営というものは、従業員を劣悪な労働環境で働かせ、経営者だけが儲かるというものではないのです。従業員に本当に喜んでもらえるようなことをする。それが経営なのです。
本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。