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『稲盛和夫一日一言』12/7 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 12月7日、今日の一言は『成功に至る道』です。

 成功に至る近道などあり得ない。情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。このいかにも愚直な方法が、実は成功をもたらす王道なのである。

 「成功に至る道に近道はない」と、私は固く信じています。努力こそが成功へと至る王道なのです。京セラがわずか半世紀ほどでこんにちに至るまで成長発展を続けてきたのは、努力以外に理由はありません。
 ただ、その努力というのは並大抵の努力ではありませんでした。誰にも負けない努力を積み重ねてきたのです。この「誰にも負けない」ということが肝心なのです。誰にも負けない努力でなければ、決して企業を発展に導くことはできません。
 創業当初は、自前の資金も満足な設備もなく、ましてや経営の経験や実績もありませんでした。ただ唯一、自分たちの払う努力だけは無尽蔵であろうと思い、夜を日に継いで、昼夜を分かたず仕事に励みました。
 当時も労働基準法があり、労働基準監督署からは何回も注意や指導を受けましたが、背に腹はかえられません。ただただ皆で必死に働くことしかできなかったのです。
 私は、「たとえ短い時間であっても全力で走り、先頭集団に対して勝負を挑んでみたいのだ」と従業員を説得しながら、創業以来全力疾走を続けてきました。その結果、京セラはとどまるところを知らず、発展に発展を重ねていったのです。
 大切なことは、「誰にも負けない努力」を日々絶え間なく続けていかなければならないということです。言い換えれば、どんな偉大な仕事も、地道な一歩一歩のたゆまぬ努力の積み重ねからできているということを忘れてはならないのです。

2012年 盛和塾西日本忘年塾長例会 講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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