見出し画像

『稲盛和夫一日一言』10/12 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月12日、今日の一言は『高い目的を持つ』です。

 事業の目的は、人間として最も崇高な願望に基づくものでなければならない。なぜ、次元の高い目的が必要なのか。金銭欲や名誉欲は、罪悪感を伴うため、今、しなければならない仕事に対するエネルギーのレベルを下げてしまうからだ。
 素晴らしい目的を持っていれば、恐れや罪悪を感じることなく、エネルギーのレベルを最大限に上げることができる。

 まずは自分が行う事業の「目的」や「意義」を明確にすることが必要です。なかには、「金儲けをしたいから事業を始めた」という人もいるでしょう。また、「家族を養わなければならないからだ」という人もいるかもしれません。それでも結構ですが、それだけでは、多くの従業員を糾合(きゅうごう)するのは難しいはずです。
 やはり、事業の目的や意義は、なるべく次元の高いものであるべきです。言葉を換えると、公明正大な目的でなければならないはずです。なぜなら人間とは、「自分はこの崇高な目的のために働くのだ」という大義名分がなければ、心から一生懸命にはなれないからです。

『経営12ヵ条』(稲盛和夫著 日経BP・日本経済新聞社 2022年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?