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『稲盛和夫一日一言』9/4 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月4日、今日の一言は『利潤は士の禄に同じ』です。

 石田梅岩は、「商いは、卑劣な行為ではない。商人が利潤を得ることは、武士が俸禄をもらうことと本質的には何も変わらない」と言っています。
 この教えの根底にあるのは、卑怯な振る舞い、不正な振る舞いで利益を求めてはいけないということです。

「公明正大に利益を追求する」
 会社は利益を上げなければ成り立ちません。利益を上げることは恥ずべきことでもなければ、人の道に反したことでもありません。
 自由市場において、競争の結果で決まる価格は正しい価格であり、その価格で堂々と商いをして得られる利益は正しい利益です。厳しい価格競争のなかで合理化を進め、付加価値を高めていく努力が利益の増加を生むのです。
 お客様の求めに応じて営々と努力を積み上げることをせずに、投機や不正で暴利を貪り、一攫千金を夢見るような経営がまかり通る世の中ですが、公明正大に事業を行い、正しい利益を追求し、社会に貢献していくのが京セラの経営です。

『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫著 盛和塾事務局 2009年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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