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『稲盛和夫一日一言』1/14 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。文末に、過去2年分のレビューを掲載しておりますので、本日分と併せてご一読ください。

 1月14日、今日の一言は『着実に進む』です。

 いつも高く掲げた目標ばかりを見ていてもダメです。あまりにも遠い道のりを歩こうと思うと飽きもするし、自分の力のなさを感じてしまって頓挫してしまいます。高く掲げた目標は潜在意識にしまっておいて、一日一日を着実に歩み続けると、とてつもないところまで歩いていけるものなのです。

 リーダーは明確な経営目標をつくると同時に、その目標を達成できると自ら信じていなければなりません。なぜなら、自分自身が心から信じていないような経営目標をいくら部下に話しても効果はないからです。
 そこで問題になるのが、どのような目標を掲げればよいのかということです。実際、あまりに高い目標を設定すれば、誰も本気で達成しようとはしません。けれども、簡単に達成できるような低い目標では、集団を発展させていくことはできません。
 私は、経営目標とは、リーダーの「こうしたい」という強い思い、意志が表れたものでなければならないと考えてきました。さらには、その願望が「従業員のため」「世のため人のため」という気高く純粋な思いに裏づけされたものであれば、その事業は限りなく成功へと近づいていくことができるはずです。
 ジャームズ・アレンはその著書『「原因」と「結果」の法則』において、次のように述べています。
 「人間を目標に向かわせるパワーは、『自分はそれを達成できる』という信念から生まれます。疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です」
 少しでも「これは難しい」と思ったら、絶対に物事は成就しません。うそでもいいから、「絶対に実現できる」と自ら信じ込む。「自分はそれを達成できる」という信念こそが、人間を目標に向かわせる最大のパワーになる、私はそう思っています。
 

2015年 盛和塾東日本地区忘年塾長例会 講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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