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『稲盛和夫一日一言』9/11 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月11日、今日の一言は『損益計算書』です。

 毎日の数字に注意を払わずに事業を行うということは、一日中、計器を見ずに飛行機を操縦するようなものだ。それでは自分がどこを飛んでいるのかも、どこへ着陸しようとしているのかも分からなくなってしまう。
 損益計算書は、経営者の日々の行動を描き出したものなのだ。

 中小企業が健全に成長していくためには、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ、経営者の意志を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。
 それためには、経営者自身がまず会計というものをよく理解しなければならない。計器盤に表示される数字の意味するところを手に取るように理解できるようにならなければ、本当の経営者とは言えない。
 経理が準備する決算書を見て、例えば伸び悩む収益のうめき声や、やせた自己資本が泣いている声を聞きとれる経営者にならなければならないのである。

『稲盛和夫の実学 ー経営と会計ー』(稲盛和夫著 日本経済新聞社 1998年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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