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『稲盛和夫一日一言』9/10 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 9月10日、今日の一言は『値決め』です。

 経営の死命を制するのは、値決めである。値決めにあたっては、価格を下げ、大量に販売するか、それとも価格を上げ、少量販売であっても利幅を多く取るのか、価格設定はいくらでもある。
 値決めは経営者の思想の反映であると言ってもよい。

 どれほどの利幅を取ったときに、どれだけの量が売れるのか、またどれだけの利益が出るのかということを予測するのは非常に難しいことですが、自分の製品の価値を正確に認識した上で、量と利幅との積が極大値になる一点を求めることです。その点はまた、お客様にとっても自社にとっても、ともにハッピーである値でなければなりません。
 この一点を求めて、値決めは熟慮を重ねて行わなければならないのです。

『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫著 盛和塾事務局 2009年発刊)より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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