『稲盛和夫一日一言』8/7(日)
こんにちは!
『稲盛和夫一日一言』 8/7(日)は、「私の経営観」です。
ポイント:経営するために、前例や常識に頼る必要はない。ものの本質、道理や必要性、常に今の自分に何が求められているかを自問しながら進める。
「盛和塾」は、稲盛名誉会長が1983年京都の若き経営者たちから「いかに経営をすべきか教えてほしい」と依頼されたのを機に始まった稲盛経営哲学を学ぶ会です。(2019年末閉塾)そこでは、「心を高め、会社業績を伸ばして従業員を幸せにすることが経営者の使命である」とする稲盛の経営哲学を、多くの塾生が熱心に学び続けました。
私も、2006年京セラ本社秘書室経営研究部に異動となって以来、盛和塾本部事務局を通じて、様々な塾生の方やその企業を訪問させていただく機会をいただき、経営者と一介のサラリーマンの覚悟の違いといったものを実感させられました。
経営者が常に抱いているのは、「自分の後ろには誰もいない」「最終の責任は自分」という覚悟です。好不況に惑わされることなく「人間として何が正しいか」という心の中の基軸をぶらすことなく経営できているか?
従業員を抱えない個人事業主として創業した自分にとっては、まだまだ未知の領域ばかりですが、身近で稲盛経営哲学を学ぶ機会を持った者として、常に何が求められているのかを自問しながら進んでいければと思っています。