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『稲盛和夫一日一言』10/14 Review

 こんにちは!R&P企画 emuです。
 2024年8月1日より、連続投稿3年目に入りました。これを機に、しばらくは過去2年分をレビュー掲載していく予定です。

 10月14日、今日の一言は『得意技を磨く』です。

 中小企業が新規事業、多角化に成功する秘訣は、まず得意技を持ち、徹底的にそれを磨くことから始まる。

 私が京セラでやってきた事業の展開は、多角化に次ぐ多角化でした。もちろん、多角化をしていけば危険性が増していくことを承知の上でしたが、しかし、その道を取らない限り会社は安定しないし、成長もしないのです。
 危険な道だからこそ、私は最初、自分の得意とするところの延長線だけを狙いました。それを柔道に例えると、一本背負いが得意技だとすれば、とことん一本背負いでいくということです。
 ひとつの仕事をするだけでも競争が激しいのに、その中で分散して多角化を進めれば、トップも幹部社員も、ものすごいエネルギーを使うことになります。自分が強い分野、得意な分野に集中すべきです。得意技を使って多角化をしていくということが必要なわけです。

1996年 盛和塾中部地区塾長例会 講話より

 本記事を通して「京セラフィロソフィ」「稲盛経営哲学」に接することで、皆さんが少しでも毎日を活き活きと過ごされんことを願っております。


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