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いよいよ一般入試 学級通信『Sagittarius』vol.96 2021.12.20発行

 寒さも一段と厳しくなり,冬本番の様子ですね。そんな中,今日で2学期が終了します。本当に長く厳しい2学期でしたね。振り返ると長くなるので,今日はやめておきましょうか。
・一般入試に向けて
 2学期かが終わり,登校日も残り少なくなりました。年明けに始業式があり,それが終わると5期定期考査が3日間,そして,登校日・卒業式予行・卒業式となっていきます。そして,一般入試を受ける人は定期考査を受けずに学校で勉強してもらうことになります。
 そこで1つ考えておいてもらいたいことがあります。それは“1日の勉強スケジュール”です。ここまでは,1日6時間の授業があったり,朝から学校に来たりと,リズムを作ることができていましたが,これからは1日24時間,自由に勉強ができるようになります。
 さらに,一般入試に進むと,多くの人は3教科目を勉強しなければなりません。なのでスケジューリングが絶妙に難しくなってきます。そこで何点かアドバイス。
 1点目は休憩時間です。1日中勉強をすることはできません。だから休憩は必要になります。この休憩のコツは“短時間で数多く”です。3時間勉強して,30分休憩するなら,1時間に10分休憩した方が,勉強効率は圧倒的に高いです。なので学校生活のように50分勉強・10分休憩で日々を過ごすのはどうでしょうか。
 2点目は早寝早起きです。夜遅くまで勉強をしていると,“勉強してる感”は確かにでますが,それもあまり効率がよくありません。朝から,数学や世界史・日本史の流れのような“理解”が必要な勉強をしましょう。そして遅い時間に暗記物です。これが効率がいいんじゃないでしょうか。
 3点目は勉強時間の配分です。多くの人が複数大学へ出願します。3教科目にどれだけ時間をかけるか。これはまさに勝負所でしょう。
 難易度の高い出願校に合わせると,社会がいる,古典がいるってなりますよね。こんどそこに時間をさきすぎると難易度の低い出願校は古典がいらない,2教科でいけるってなりますよね。だから,どの教科にどれだけ時間をかけるかは,しっかりプランを立てましょうね。
・一般入試に行かない人は
 公募で受験が終了した人は,次の準備をしましょう。入学前課題がある人や,共通テストを受ける人はしっかりと勉強しておきましょう。
 そして,なんといっても私たちは“一般入試”クラスです。一般入試にチャレンジする人が,自分の力が発揮できることを祈りましょう。そして,自分にできることを探して,協力していきましょう。
 さて,最後に。一般入試に挑む諸君。以前進路集会で加藤先生も言っていましたが,どこまで受けるか,いつまで受けるかは,キミたち次第です。おそらく6組は多くの人が後期日程,つまり3月の入試まで粘るんじゃないでしょうか。
 幸運なことに,キミたちは1人じゃありません。卒業式が終わっても,共に戦う仲間がいます。そんな環境に感謝しながら,自身が納得できるまで入試にチャレンジしましょうね。

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