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100人以上にVR旅行を案内して分かったこと
TOPの写真は、【どこでもドア Trip】で人気の台湾ツアーの一場面。
【どこでもドア Trip】では、VR空間に入ると写真のような丸いアバターに変身します。名前が出てるし、相手の顔の向きも分かるし、会話も同じ部屋にいるかのようにクリアに聞こえるので、ホントに一緒にツアー旅行をしているかのような体験ができます。http://tiny.cc/DOKODEMO_cp1
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今、上記のようなキャンペーンを実施していて、気付いたことがあって、まとめて書いてみました。延べ100名以上の方に、直接、VRゴーグル(Quest2)の電源を入れるところからツアーに参加するところまでをマンツーマンでレクチャーしてみて気付いたこと。
それは、Quest2を「未来型のメガネ」って思ってる方が非常に多いってことです。「掛けるだけでメタバース体験ができる」って思ってると、最初の導入部分で「意外とめんどくさいじゃん」って思ってしまう方もいらっしゃいます。
メタバース関連で言うと、よく見かける「グラス型になって小さくならないと普及しない」説も、「夢のサングラス」を想定しているような記事が多いです。
それはそれでAR技術の進化とともに、徐々に出てくるかもですが、VRが作り出すメタバースの世界は、ちょっと別の話です。Quest2は眼鏡の進化系ではなくて、VR世界へ連れて行ってくれる特殊機能を備えたパソコン、です。
つまり、スマホが世の中に登場したときと全く同じことが今、世の中で始まっています。誰もが「携帯でインターネットなんか要らない」って言っていた、あの頃・・・
パソコンがあるから要らないじゃん=ガラケーがあるから要らないじゃん
前述の「意外とめんどくさいじゃん」って方々に、『実はこのゴーグルは、メガネじゃなくてパソコンなんですよ』と説明すると、その後の操作レクチャーが圧倒的にスムーズになることが分かりました!(個人調べ)
これまでのパソコンと違うのは、メタバースの世界、仮想空間へ連れて行ってくれる機能があるってことです。
ホントは、メタバースの世界にはパソコンでは行けないんです。VRゴーグルが必要なんです。この関係がガラケーとスマホにそっくりです。
■インターネットを使ったサービスなので、パソコンでもスマホでもいいんだろ?
⇒はい、もちろんアクセスはできますが、驚きの没入感や臨場感はパソコンでは味わえないんです。映像を視聴するのではなく、映像の「中に入る」って体験がVRゴーグルのキモです。
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限られた範囲のキレイな映像はもう世の中にたくさんありますよね。世界中をドローンで撮影した映像もYOUTUBEに山ほどあります。それはあくまでも「視聴」であって、実際に足を運ぶ「旅行」とは大きくかけ離れてます。いくらキレイでも行った気にはならないって思いませんか?
ところが、360度を現地の映像で囲まれる感覚、まるで現地にいるような体験をすると、それは間違いなく「旅行」に繋がります。
そんなスゴい体験をご提供できる【どこでもドア Trip】を、どうもハードルが高いと感じる方が多いなと思った理由が、「メガネじゃなくてパソコンですよ」で解消するって気付きでした。
実際に世界各地に行きたい場所が存在していて、でも行けない(コロナ禍に限らず、経済的、身体的、物理的、様々な理由で)。
そんな方々に、本当に行ってるかのような体験を提供できるのが【どこでもドア Trip】です。ハードルがもっともっと下がることを願いつつ。