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オンリーワン×オンリーワン=?
【どこでもドア】https://dokodemodoors.com/ が世に出てもうすぐ3年。常にマーケティング領域の一員として「客観的に」「ユーザー目線で」は忘れないように心掛けているが、どうしても薄れがち。今回、新しい社内メンバーとのやり取りの中でスッと気付きがあったので、ここでまとめてみる。
【どこでもドア】のオンリーワン要素とは
運営側として、これは明確に持っている。
メタバース界隈(VRChat、ROBLOX、Cluster他)にはリアルを売りにした実写VRが存在しない
実写VR界隈(YOUTUBE VR、DMM VR、VENTA X、Bverse他)にはメタバースが存在しない
この2点が、【どこでもドア】に関するオンリーワン要素。メタバースにおいても実写映像を元にしている点は現時点でも唯一無二だし、実写VR映像を提供している中でもメタバース要素(空間内でのコミュニケーション)が存在しているのは皆無。
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ところが、これだけオンリーワン要素が強いということは、当然のことだが、イコール、マイノリティなのだ。圧倒的なオンリーワンだからこそ、圧倒的なマイノリティ。市場の成長に合わせてビジネスも成長する、というパターンとは全く異なる。圧倒的なマイノリティ、少数派なことは間違いなく、サービスリリースから1年半ほどはプロモーションも掛けたが、マイノリティが地上に出るには及ばず、半年ほど遅れて1年半ほどビジネス活動も積極的に行なっていたが、誰も知らないマイノリティはその存在を知らせるだけで一苦労。メタバースやVR自体がまだまだマイノリティである中で、その中でのマジョリティ(CGメタバース、VR映像配信)は自社の特徴に絞って拡大していく。海外においては資本も膨大に投資され、気付けば、唯一無二が孤独へと繋がっていったのが、この3年間だった。
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そんな今、新しい切り口が見つかった。それは「第3のメタバース」戦略。現時点で、メタバースという言葉は一定のところまで広がった。その言葉が意味する領域は既に弊社とは無関係(真逆)だったりする(スマホでお散歩的なヤツ)。しかし、これが「第1のメタバース」だ。例えばZEPETO。
そしてもう一つ、もう少しだけ詳しかったりすると、「VRゴーグルを被って初めてメタバースやで」という方も少しずつ増えてきた。VRChatやROBLOXはHMDで利用する方が一定数いる。ワールド内はフルCG。全てが作られた世界。これが「第2のメタバース」。
つまり、「VRゴーグルを使って利用」し、「CGではなく実写映像などでリアルな空間」で、ワイワイとコミュニケーションを取りながら楽しめる、という特徴を持つ【どこでもドア】は「第3のメタバース」なんだ。
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そう、この発想です。
当面は「いやいや、全然、美味しくないし…」「要らない!」とか言われることもあるでしょうが、マイノリティにとって一番しんどいのは「無視」「存在がない」ことです。とりあえずは、色んな意見(「メタバースってCGのことなんだよ」「ゴーグルが重すぎる」「ゴーグルが高すぎる」等)を公にいただくところへ前進します。
最近の告知
【ガウシアンVR】リリース
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先行受付中なので、今ならもれなくリリースさせてもらってます。
https://www.metareal.jp/download/2024080201.pdf
(明治地所様の事例)