【職業】間違えられました

正月休みである。
子どもちゃんと過ごせる貴重な時間と言っても過言ではない。
公務員芸人を自負しているワタクシではあるが、やはり土日はなかなか休みはない。
土曜日はフロントドアさんの生放送。
日曜日は劇場や営業があるからである。
すると子どもちゃんと休日に公園に行く時間はなかなか作れない。
公務員芸人なんで平日の夜はゆっくりはしている。
子どもちゃんとお家の中で遊ぶことは可能である。
ただお昼に遊ぶことはなかなか難しい。
正月休み。
久しぶりに子どもちゃんと公園に行くことができた。
久しぶりの子どもちゃんとの公園。
子どもちゃんもワタクシもテンションが上がっている。
ブランコで遊ぶことにした。
なぜあれほど、子どもはブランコが好きなのだろうか。
ゆうに1時間はブランコで遊んでいられる。
すごいな。子どもは。
あんな単純作業をずっとできるのである。
対して景色も変わらない。
単純作業である。
なんとか楽しませてあげたいと思うのが、親心ではある。
単純作業から脱してあげたい。
敵役を引き受けることに。
子どもちゃんが乗っているブランコを押す。
戻ってくる子どもちゃん。
攻撃を受けたかのように吹っ飛ぶワタクシ。
ゆうに1時間はやる。
芸人のサガなのか？
何回もできてしまう。
飽きずにできてしまう。
毎回毎回、新鮮に敵役をできてしまう。
『うわぁー！』と叫んで後ろに吹っ飛ぶ。
毎回毎回。
課題を自分に課す。
【今の倒れ方はイマイチだったかな？
次はもっと驚いたようにやってみよう】
そんなことを繰り返してはいた。
すると隣のブランコにも子どもちゃんと保護者が。
子どもちゃんはワタクシの子どもちゃんと同い年くらい。
保護者もワタクシと同じくらいの男性である。

保護者の男性が話しかけてくれた。

『ロザンの菅さん。ですよね？
実は・・・』
笑ってしまいました。