神様の目線から見てみる~又吉直樹さん・フワちゃんとグラウンディング
2020年5月23日にアメブロに投稿した記事です。
神様の目線から見てみる~又吉直樹さん・フワちゃんとグラウンディング
以下、神様というか一歩上の目線で人間観察について考えてみたいと思います。
1 人の思いとそれを実現すること
世の中には「自分はこのことを成し遂げるために生まれてきたのだ」・「何が何でも自分のやりたいことをしたい」という強い思いをもって生きている人がいます。
しかし、実際には強い思いがあっても、思いだけでは実現することはできないものです。その人の思い・その思いを実現させる力・周囲の環境・元々もっている先天運というか課題が合致して初めて人は何かをすることができるのです。私はそれを天地人に例えて書いたことがあります。
・天→先天運・生まれ持った課題(ここには前世・業など目に見えないものも含みます)
・地→環境です。金銭面・身体面も含みます。
・人→人間関係・人的環境全般です。自分の方向性に進むために道を開いてくれる人や逆に妨害となる人も含みます。
本人の努力が無駄だとは言いませんが、やみくもな努力だけではなかなか思いを実現できません。悲しいというか仕方がないことですが、いわゆる生まれ持った課題における既定路線が強すぎれば、強引にでも本人の意思とは反対の方向へ持っていかれてしまうこともあります。
2 私はこれをやるために生まれてきたという人
以下、学術的な解釈等はここではおき、あくまで私の考えだけを書く事にします。私の中で「この人はこのことが本当にやりたかったのだ」・「やりたいこ とが魂に響くくらいに伝わってくる」という人が2人います。
それはピースの又吉直樹さんとフワちゃんです。
又吉さんの『花火』を受賞前に読んだ時に、真っ先に思った感想は「この人は本当に作家としてやっていきたいのだ。自分の思いをこすりつけるようにして文章を書いている」ということでした。一字一句必死に書いているということが伝わってくるのですね。
そして、フワちゃんです。
彼女がまだ子どもの時に弟さんに手伝わせて撮影された動画をテレビで見たことがあります。内容はおいておきますが、これも「この人は何とか世に出たくて出たくて仕方がない」という、ものすごい強い思いが伝わってきました。
そのような中、先日、彼女がバイトを何度も首になった話を聞き、今の活躍ぶりを改めて見ると、「人というものはカチッとどこかにはまれば恐ろしいくらいの成功をおさめるものだ」これは又吉さんにも言えます。芸人という枠を残しつつも、『花火』以降も作品を発表し続けているのです。
まとめると、2人ともようは目的遂行能力が高い=グラウンディングが強いということです。思いを形にしたのですから。
3 自分のやりたいことが方向性と合致した例
人の人生や運命は本当に不思議であり、きれいごとであると言われても「少しでも好きなこと・好きな方面で成功すること」について、この2人から改めて考えさせられたのです。よくも悪くも2人は、自分のやりたいことが明確であり、方向性にカチッとはまったのです。
私の知人にもこういう人がおり、それはホロスコープでいうところのMCにドンピシャに合致する生き方をしていることを付け加えておきます。彼については、本人が意識しないものの、星のままに生きており、結果として成功しているのです。
そう考えると、運が良い・恵まれているというのは、あまり自分の運勢というものを考えすぎずに、自分の心に正直に生きた結果、いつしか希望と方向性が合致して社会的成功をおさめるということではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?