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武士の娘-ノブレス・オブリージュnoblesse oblige

いつもご覧くださる皆様、

本当にありがとうございます。

心から感謝致します。

皆様にとって良い事が

たくさんありますように!

でっかいおっさんさんの

記事を拝見し、知人の曾祖母について思い出しました。

https://ameblo.jp/dekkaiossan9/entry-12781525852.html

生まれながらに地位がある、

立場がある、恵まれているというのは、

けしてその人がいばってよい、

大変な状況にある人のものを奪い取って

生きてよいわけではありません。

そういったものを生まれながらに

もてるのはなぜか?

それはそれを生かして、

人や社会のために貢献するという

ことも人生の課題に含まれている

ということを意味すると

思うのです。

それがお役目だから、

その人はそういうものを

もって生まれたと思います。

知人の曾祖母については、

下記にも書きましたが、

地方の武士の娘に生まれ、

維新後は両親が事業を行い、

大地主になり、

結婚相手も同族で

そういう家の出身で

あったものの、

維新があって

数十年たっていても

常に心の中には、

「自分は武士の娘である。

一般庶民よりは

地位もあるのだからこそ、

いばるのではなく、

安易に弱音ははかず、

困った人を助けて人のために動く」

という、

ノブレス・オブリージュ

noblesse obligeの

視点をもった方でした。

自分と関係があるないに

かかわらず、

何か人が困っていると聞けば、

お金がもらえるわけでも

表彰されるわけでもないのですが、

必ず助けにいった方でした。

以前、私の家族が彼女に

「どうしておばあちゃんは、

そうやって人助けができるの?」

と聞いたところ、

彼女は、

「自分は武士の娘だから」と

言ったそうです。

その言葉には、

おそらく上記の

「一般庶民よりは

地位もあるのだからこそ、

いばるのではなく、

安易に弱音ははかず、

困った人を助けて

人のために動く」

という意味がこめられていたと

思うのです。

彼女は90代まで生き、

息子や娘に先立たれた後は、

孫夫婦とくらしていましたが、

葬儀の際に、

親族が知らない方々から

多くの香典と参列がありました。

その方々は彼女が

生前助けた方々だったようです。

才能がある人、

お金がある人についても

同じことが言えます。

なぜ、自分は何らかの面で

恵まれているのか?

何も神様や仏様は

その人をいばらせようとして

そういったものを与えて

くださったわけではありません。

それを使って、

みんなのためにできることを

しなさいという

ことであると思うのです。

この世に本当の偶然はありません。

全ては必要だから起こっています。

ご縁がなければ出会えないように

なっています。

そういうあなたとご縁があったからこそ、

本日、ここで出会うことができました。

ここまでご覧くださり、

本当にありがとうございました。

皆様にとって良き日、

良き時間でありますように!

合掌

https://web-japan.org/kidsweb/ja/virtual/kimono/kimono01.html

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