【トルコ発】イスタンブールの裏路地を歩いて(トルコ・イスタンブール)
トプカプ宮殿やアナソフィアで知れわたる旅人の交差路イスタンブール。観光で訪れる人も非常に多いこの町の、裏路地ではどのような生活の様子があるのでしょうか。
今回はとそうしたきらびやかな表舞台と一線を隔した風景をご覧いただきたい思います。
◎ガラタ大橋を越えた先
エジプシャンバザールが広がるエミノニュから川のようなガラタ湾にかかるガラタ大橋を歩きます。
エミノニュには鯖バーガーを食べさせる店があり、意外にヘルシーで美味しく毎度立ち寄ったときには食べる地元メシのひとつです。
その売り場になっている船を見ながら橋を渡っていきます。すると年配の方々が魚釣りをすると光景が見えてきます。
その釣り人の数の多いこと!
あちこちで釣りを楽しむ人が見受けられるのです。
大きなエビをエサにして、海魚がたくさん取れているようでした。この袋小路になっているガラタ湾では魚が集まる何かがあるのかもしれませんね。
連れているのはニシンでしょうか。
アジや鯖もあるし、青物の魚が目立ちます。こんなに取れるのか…。
◎橋の先に広がる金属街
橋をわたった先にある職人街さながら金属加工の店や車の部品関係の場所がひしめきあって、多くの人々が大声で話し合っています。
今日の仕事の段取りをしているのか、リキシャを運びながら叫ぶ姿はなんとも頼もしいです。
邪魔にならぬよう小道に入っていきます。
この辺りはたくさんの金属加工の店が並んでいる場所です。ふと見ると職人たちの憩いの場なのか、ある店に人だかりが出来ています。サンドイッチ店のようでした。
歩くだけでもあちこちから金属の音がする…そんな気になってくるから不思議です。
大きな道を渡ると急に急坂になります。
恐ろしく狭く、坂が険しいところに縦列駐車がされているのです。これは…
ほんとどうやって出すのだろう?
止め方もため息がでるほど神業です。
◎坂を上がっていく
坂道を上りながら、賑やかな金属街の喧騒がだんだんと遠ざかっていくのがわかります。
すると…やがて視界が開け、いつの間にかイスタンブールの街並みを一望できるガラタ塔が見えてきました。
14世紀に建てられたこの塔は、かつては見晴らしの良い場所として人々に親しまれており、現在も多くの観光客が訪れる人気スポットになっていたす。
それまで人通りが少なかったにもかかわらず、突然わいたように観光客も現れてくる…なんとも不思議な境界がそこにはあるのです。
旅の交差点イスタンブール…その魅力は果てしなく深いですね✴️
《参考物価》
トラム 3リラ(90円)→その後現17.7リラ
ビール10リラ(270円)→50リラ