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【台湾発】温泉街の熱々からあげ 陳季炸鶏の「炸雞翅」ーアジアの旅ごはんー

【陳季炸鶏の炸雞翅】(台湾Taiwan台北北投Taipei)
台北市から捷運淡水線に乗って北のほうまで。二分の一で終点駅になっている北投駅から支線で一駅乗ると新北投までたどり着きます。
新北投には良質の硫黄泉が湧き、かつて昭和天皇が入ったお風呂は銭湯として今も営業しています。

その新北投駅と北投駅の中間地点あたりに北投市場という場所が存続します。
今回はその北投市場の近く、熱々の絶品からあげが食べられる店「陳季炸鶏」の炸雞翅(手羽先唐揚げ)を紹介します。


◎二度揚げで渡されるあつあつ唐揚げ
温泉で知られる新北投から歩いて10分ほど。昼はにぎやかな市場になっている一角に美食が集まる夜市があります。
夜市といっても観光客が集まる観光夜市とは違って夜の食卓を彩るおかず屋や麺などの食堂が一般的です。

2015年は7つ100元だった

そのため台北市内とはいえ観光客もほぼおらず、値段も味も良い店が多いのです。
(この付近にある小籠包屋もバカウマです✨)

注文はまずお兄さんに並んでいるものの何がいいのか伝えます。
一番のウリは手羽先・中の唐揚げ「炸雞翅」です。10年前は7つで100元だったのに、2024年12月現在5つ110元になってしまいました。

手羽先・手羽中が両方ついたビッグな唐揚げは絶品

手羽だけでなく、ももの唐揚げ、ぼんぼちの唐揚げ、エリンギ、地瓜が揃っています
✴️まさに唐揚げ天国✴️

注文すると店員さんが取り、そのまま裏手のフライヤー担当の人に渡します。実はこの店は販売前に二度揚げし、熱々の状態で販売しているのです。それによりサクサクの食感を得られるとともに、一度目で閉じ込めていた旨味を出すことなく込められるのだそうです。

揚げ終わると塩胡椒をかけたあとで、「辛さはどうする?」と尋ねられます。
必要ならば「要(ヤオ)」と答え、お好みでカラシをかけてもらいましょう。

その場で袋に入れられたアツアツを食すとサクサクの外皮に中のジューシーさに言葉を失います。

思ったより軽く食べてしまい、何個でもとまらなくなってしまうのが何とも嬉しい悲鳴です。

2024年までに何回かにわけて値上げされていた

台湾では大チキンカツが有名ですが、それとは違う地元に根差した唐揚げを召し上がってみませんか。
(市内3ヶ所に支店あり)

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