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【台湾発】一泊二日で回る王道+αの旅ー台北市・新北市ー(2014年3月)


(これは筆者が2014年3月に赴き、自身のノートへ記していた第66回海外旅の記録メモをnote用に校正・推敲したものです。現在と異なる当時の飛行機や町の雰囲気を楽しんでいただければ幸いです)

◎一泊二日旅への出発
先週まで中国にいたのですが、帰国して1週間。今回はバックパッカー仲間がぜひ一緒に会おうと言ってくれたので台湾へ向かうことになりました。

ただぶらぶらする週末旅の最たるもの・一泊二日の旅。その中でどんなことができるかというのを試してみたい気持ちもあり、今回の一泊二日の経緯のひとこまだったのです。

今回はいい場所なのに意外と日本人観光客が足を向けない三峡なと、オールドストリート(老街)を歩いてみることにしました。

◎一泊の旅はフライト選びから
前日まで用事のため鹿児島から関空経由で台北へ行くのは距離感覚的にものすご~くしんどかったです。

国際線使用のボーイング767はバンコク行きなど多くの国際線で使われている(使われていた:2025年)

久しぶりのJALはボーイング767がお出迎えをしてくれました。非常口座席の45列目の席が取れ、足広々で楽チンです✨

機内に入ると毛布類が結構乱雑に置かれていた
ステータスが無いものにとっては非常口座席を無料で取れるのは神(注:現在は有料)

JALの機内食で楽しいのは、特色ある食事が食べられることです。以前成田から乗ったときには「たいめいけん」のハンバーグが出ましたが、関空からの上海・台湾線には関西御膳というお弁当が出ます。


◎到着後すぐの行動
到着後、集合場所の台北駅へと向かいます。11時30分前の台湾到着から13時ちょうど集合はかなりタイトでしたが、うまいことリムジンバスがあり、間に合うことができました。将来的にはモノレール(捷運)ができるため便利になりそうです(注:現在では捷運空港線として運行中、空港ー台北を36分で結ぶ)。

旅仲間のけんちゃんとあった後は、彼にオススメの小籠包を食べさせたかったので、そのまま杭州南路の「杭州小籠包」へと向かいます。

土曜日だからか14時前でも長蛇の列でした。有名店ティンタイフォンなどが180元くらいに比べ、90元という安さで美味しいので連れて行きたかったのです。

杭州小籠包。土曜に来るとやはり多い

実はこれでも少し値上げをしていたのですが、醤油味が強めの小籠包は個人的にはすごく好みです✨台北は物価も高いですが、名店は名店として続いているのがうなずけます。

相席になった日本人のセイウチみたいなオヤジさんが「台湾は初めてか、食いかた教えてやる」といちいち絡んできて疲れましたが、それくらい言うほどハマるというものなのでしょう。
旅人同士30回くらい来てるのですが、オヤジさんの得意気な顔は忘れません。

外に出てしばらく歩くと台北駅南部の名所中正記念堂が見えてきます。

市民がそろって変なダンスの練習をしていまし。なんだろうこれ。

これを見て「やりたい!」というケンタさんが飛び入り参加。柔らかい人だ

◎台北だけではつまらない
一泊といえどせっかくだからいろいろ行きたい、そんな声を聞いたので考えてみましたが、昔の風情溢れる鶯歌と三峡に行くことにしました。

台鉄に乗るため中正記念堂から台北までタクシーに乗ったら、エンジンが途中で止まってしまうトラブルにも遭いましたがなんとか無事到着。
台北から鶯歌までは約30分。駅からは歩いて鶯歌老街へと向かいます。

屋台も出て相当にぎやか。陶器市が面白いが、日本人観光客は少ない

鶯歌は平日朝などに来たら人も少なく、ゆっくり陶器を見ながら歩くことができるのですが、今回はやっぱり土曜日。人がとても多かったです。

テレビ局がきてメイドを撮影していた
民視のリポーターが

鶯歌は多くの陶器を扱う店が出ていてとても楽しめます。体験製作などもあり、大人の修学旅行のようなこともできそうです。

鶯歌の町並みはどこか穏やかだ
なかなか美味しい「カリカリ」というせんべいお菓子

◎三峡老街へ
そして鶯歌からバスで15分ほどの三峡老街へ。

老街入口。何度来てもここはきれいだ。

レンガ調の美しい建物が続くのは三峡老街。
桃園や板橋からもバスで来れますが、おすすめなのはこの鶯歌・三峡の老街めぐり。

実はこの三峡はクロワッサンが有名で、台湾各地で「牛角面包(つの形クロワッサン)」を売っていますが、本場三峡のものが一番美味しいと思います🥐


夜は鶯歌から台北を越え、港町基隆で宿泊。夜市が有名で、けんちゃんを連れて行きたかったのですが、急に大雨が降って夜市に行くこともままならず。
美味しそうな焼き肉居酒屋を見つけ、長い1日が終わりました。

なかなか味わえない1泊2泊週末海外。
時間がないとはいえ、回りかたを考えることでぎゅっと込めた魅力を発見することもできそうです✨

基隆港には飛鳥2号が寄港していた

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