ロイヤルズが守備力向上のため、新しい守備ドリルを導入したという話
もう完全に記事の書き方を忘れてしまっているほど、久々の投稿となりますが、24年はぼちぼちロイヤルズの情報を発信できたらいいなぁ…と思いなつつ、24年1本目の今回はこのスプリングトレーニングでロイヤルズが新たに導入した、特守について書こうと思います。
MLB.comのAnne Rogers記者の記事がベースなので出典・参考、元記事を読みたい方は下記URLからどうぞ。
記事内には実際の動画も紹介されているので見てからのほうがイメージつきやすいかもしれません。
守備力向上への熱意
ロイヤルズは昨シーズン、チーム防御率がアメリカンリーグワースト2位と、守備面で課題を残しました。
そこで、2年目のシーズンを迎えたホセ・アルゲイシル内野守備コーチは、選手たちの守備範囲、反応能力、ファーストステップの速さを向上させるために、「異なる色の野球ボールを使った新しいドリル」を考案しました。
ユニークなドリル
このドリルでは、打撃マシンから出てくるボールの色によって、選手のゴロの捌き方が変わります。
* 青色のボール: 逆シングルで捕球
* ピンク色のボール: フォアハンドで捕球
このドリルは、選手たちの集中力と積極性を高め、守備範囲を広げることを目的としています。
選手たちの反応
選手たちは、この新たな守備練習に対して、
* **「自分の動きをより効率的にするのに役立っている。打球に対してより素早く反応できるようにもなった。」** (ボビー・ウィットJr 選手)
* **「アルゲイシルコーチのおかげだ。彼は僕が新しいポジションである三塁に慣れるのを助けてくれた。昨シーズンは彼にとても感謝している。彼がいたからこそ、あのポジションで活躍できた。」** (マイケル・ガルシア選手)
と、好意的な反応を示しています。
期待される効果
アルゲイシルコーチは、
「このドリルは選手のバットに対するボールの軌道を追う目を養います。選手たちは集中力を高め、積極的にプレーすることが求められます。守備範囲を広げることを目指しています。少し迷いが生じるかもしれませんが、それも良いことです。」
「あくまでドリルですが、実戦での状況を想定しています。選手たちには常に準備を怠らないように求めています。このドリルには反応、敏捷性など様々な要素が組み込まれています。」
と語っている。
実際に、アルゲイシルコーチは昨年から結果を残しました。
マイナーで10試合しかサードを守ったことのなかったマイケル・ガルシアを三塁手としてア・リーグトップ(三塁手全体では2位)の守備の名手に育て上げました。
前述のコメントでもわかるとおり、マイケル・ガルシアの成長はアルゲイシルコーチのおかげといって過言ではないでしょう。
さらに、ルーキーイヤーに19個のエラーを記録し、OAA-11を叩き出したボビー・ウィットJrも昨年はOAA+14と世界屈指の遊撃手に育てあげました。
マイケル・マッシー、ボビー・ウィットJr、マイケル・ガルシアとOAAはリーグトップクラスの内野守備陣がさらに強固になることを願うばかりです。
次はいつの更新になるかわかりませんが、のんびりとロイヤルズの情報発信できればとおもいます。よろしくお願いします。