【KC】2021年マイナー開幕ロースター
現地時間5月4日より待ちに待ったマイナーリーグが開幕します。新型コロナウイルスの影響を大きく受け昨年は一切の公式戦が開催されず、さらに今期からはチーム&リーグ数を縮小して開催されます。
そんな中ロイヤルズのA~AAA級の4チームの開幕ロースターをまとめてみました。
【AAA】オマハ・ストームチェイサーズ
<捕手> 3人
ニック・ディニ、セバスチャン・リベロ、メイブリス・ビロリア
<内野手> 5人
ガブリエル・キャンセル、ルーシャス・フォックス、ケルビン・グティエレス、ケビン・メレル、エマニュエル・リベラ、エリック・メヒア
<外野手> 5人
カイル・イズベル、アンダーソン・ミラー、エドワード・オリバレス、バッバ・スターリング
<投手> 13人
スコット・ブルウェット、ロナルド・ボラニョス、クリス・ビュービック、グラント・ギャビン、カルロス・ヘルナンデス、ジェイク・ケイリッシュ、ジャクソン・コワー、ダニエル・リンチ、ジェイク・ニューベリー、マイケル・シャワリン、アンドレス・ソティレット、ゲイブ・スパイアー、ジェイス・バインズ
太字は40人枠内選手
<予想ローテーション>
リンチ、コワ―、ビュービック、ヘルナンデス、ボラニョス
見どころ:開幕ローテーションが予想される5人は全員がメジャーデビュー済みor今季昇格が予想される選手。特にダニエル・リンチは球界トップクラスの左腕有望株と称される。超打高のパシフィックコーストリーグでどのような結果を残し、メジャー昇格の競争を見せてくれるか。
野手では今年MLBの開幕ロースターに入ったイズベルに注目。走攻守三拍子そろった選手で、メジャー再昇格に向けマイナーAAAでアピールをする。
注目選手:カイル・イズベル(外野手)、ダニエル・リンチ(投手)
【AA】ノースウェストアーカンソー・ナチュラルズ
<捕手> 3人
ネイサン・エスポジト、MJ・メレンデス、フレディ・フェルミン
<内野手> 7人
ブレット・ビューリー、デニチャー・カラスコ、アンジェロ・カステヤーノ、ニック・プラット、ボビー・ウィットJr、クレイ・ダンガン、トラビス・ジョーンズ
<外野手> 3人
ダイロン・ブランコ、ブリュワー・ヒックレン、ルディ・マーティン
<投手> 13人
デリック・アダムス、ジョナサン・ボウラン、ディラン・コールマン、イエフリ・デル・ロザリオ、ジョシュ・ダイ、ペイトン・グレイ、ジョン・ヒースリー、アレック・マーシュ、マルセロ・マルティネス、アンドレス・ヌネス、カルロス・サナブリア、コリン・スナイダー、スティーブン・ウッズJr
<予想ローテーション>
ボウラン、ヒ―ズリー、マーシュ、デルロサリオ、ウッズJr
見どころ:なんといってもNo1プロスぺクトのウィットJr。今年のスプリングトレーニングでは打ちまくり、開幕ロースター入りもささやかれたほど。まだ高卒3年目20歳と若く、今年はAAで来年以降のメジャーデビューに向けて経験を積む。
また、2017年のドラ1であるプラットにも注目したい。昨年の代替キャンプで大きな飛躍を遂げ、今年のスプリングトレーニングでは4本塁打と開花の兆しを見せた。守備はすでにGG級との評価もあるほど完成度が高いだけに、シーズンを通してバッティングで結果を残してほしい。
注目選手:ボビー・ウィットJr(遊撃手)、ジョン・ヒ―スリー(投手)
【A+】クアッドシティ・リバーバンディッツ
<捕手> 3人
タイラー・クロップリー、ウィリアム・ハンコック、ローガン・ポーター
<内野手> 6人
ネイサン・イートン、ジミー・ガバン、ジェイソン・グスマン、ニック・ロフティン、マイケル・マッセイ、ヴィニー・パスカンティーノ
<外野手> 4人
エリック・コール、タイラー・ジェントリー、セウリー・マティアス、ジョン・レイブ
<投手> 14人
ダンテ・ビアシ、ギャレット・ダビラ、ジョナ・ディポート、ミッチ・エリス、グラント・ギャンブレル、ザック・ハーキー、ウィル・クライン、エイサ・レイシー、アダム・ルーカス、ヨハンス・モレル、ドリュー・パリッシュ、アンソニー・ベネツィアーノ、ノーラン・ワトソン、アンヘル・セルパ
<予想ローテーション>
ハーケ、レイシー、ルーカス、モレル、セルパ
見どころ:昨年のドラフト1巡目選手のレイシーにも要注目だが、傘下No1パワーポテンシャルとも言われるマティアスにも注目。2019年に189打数で98三振を記録した絶望的なアプローチをどこまで改善できるかがカギとなる。昨年の代替キャンプでは主に変化球の見極めに取り組み、「ボールの見極めが改善され、有利なカウントに持ち込むことが出来るようになりつつある。なのでハードヒットのチャンスは増え、空振りを減らせるだろう」とピッコロアシスタントGMは言う。どれだけのアーチを描けるのか要注目。
注目選手:セウリー・マティアス(外野手)、エイサー・レイシー(投手)
【A】コロンビア・ファイヤーフライズ
<捕手> 3人
ケール・エムショフ、フェリックス・ファミリア、オマール・ヘルナンデス
<内野手> 7人
マイケル・ガルシア、ヘラルド・ゴンザレス、ルベンディ・ジャケス、ブレイディ・マコーネル、ジェイク・ミーンズ、マシュー・シュミット、タイラー・トルバート
<外野手> 4人
タッカー・ブラッドリー、ダリル・コリンズ、ディエゴ・ヘルナンデス、フアン・カルロス・ネグレット
<投手>
エイドリアン・アルカンタラ、イスマエル・アキノ、AJ・ブロック、デルビン・キャペラン、クリスチャン・コスビー、ルイス・デ・アビラ、ベン・エルナンデス、リラン・カウフマン、エミリオ・マルケス、クルス・ノリエガ、アンダーソン・ポーリーノ、ウォルター・ペニントン、パトリック・スミス、マット・スティル、ネイサン・ウェッブ、マーリン・ウィリス
<予想ローテーション>
アルカンタラ、キャペラン、カウフマン、ヘルナンデス、ウィリス
見どころ:注目すべきはU-18オランダ代表でもあるダリル・コリンズ。野球選手としては珍しいオランダ本国出身の彼は、弱冠15歳にしてオランダ国内のトッププロリーグで打率.418、OPS1.042を記録した経歴を持つ。たぐいまれなるバットコントロールを武器に、左中間方向へも強い打球を放ち長打を量産することが出来る。
注目選手:ダリル・コリンズ(外野手)、リラン・カウフマン(投手)
まとめ
MLB公式のマイナー組織ランキングでは今年ついに10位と、着実にプロスぺクトたちが育ってきつつあるロイヤルズ。
今年はロイヤルズが4月を終えて地区首位と組織全体がかなりかみ合いつつあります。ダニエル・リンチやジャクソン・カワ―、ボビー・ウィットJrなど楽しみな選手たちのデビューが控えており、まさに伸びしろですね!
今後のロイヤルズの未来を担う選手たちにもぜひ注目してみてください!