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第1話 エピローグ?

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第1話 エピローグ?


-2003年、僕は社会的に死んだ


「いい女をいくらでも抱ける。欲しいものは全部買える。好きなときに寝て、好きなときに起きればいい」

ロイニー少年(18歳)にとってあまりにも衝撃的で魅力的な言葉だった



あの頃は本当に金がなかった。夜な夜な自販機の下の小銭を漁ってはショートホープを一箱買って、友達と分け合う毎日

バンドメンバーの家に毎日入り浸り「俺らは必ず売れる」なんて青春漫画も真っ青になるような夢をただなんとなく見ていた



そんなある日、友達から紹介された先輩に冒頭の言葉を言われたんだ

その先輩こそがロイニー少年の人生をこの後大きく変えることになる人物。そう、その先輩はスロットのみで収入を得て生活していたのだ


彼に出会わなければ今頃まともな人生を送っていたのでは…と思うがそれはまた後の話


2003年、こうして僕は社会的に死んだ

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