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鳥は何羽飛んでいるか?(目的を取り違えた話。)

妻と息子と歩いていたら、鳥の群れが上空を旋回していました。

妻が、最近息子の視力が落ちているので、遠いところを見なさいという意味で、息子に「あの鳥たち、何羽ぐらいいるのかな?」と注意を向けさせたのでした。

それは、私もわかっていたのに。

息子、「いち、に、さん、、あ!ビルの影に隠れちゃった!」

間も無く、

「あ、また出てきた。いち、に、さん、よん、あ!また見えなくなった!」

と繰り返しているので、

「こういう時は、ブロック分けして数えるんだ。このブロックに10羽、で、塊が何個ぐらいあるか・・」

と、しゃしゃり出てしまいました。

 伝えたかったのは、こんなイメージ(↓)。

赤い線で囲んだ塊が、何個ぐらい?と伝えたかった。


でも、息子にこのイメージがうまく伝わりません。

で、結局私、スマホで撮影して息子と画面に見入り、こういうふうに数えたらどうだい?としゃしゃり出てしまったのです。

「この塊で、10羽ぐらいでしょ?で、塊が何個ぐらいかな?」と、画面に見入る私と息子。

妻に、

「結局二人で画面見てる!」と白い目で見られてしまいました。


しかも、この教え方で「ざっと、40羽だね。」と言い切ったところ、数えてみたら実際は52羽もいて、息子との間でもなんとも微妙な空気が流れました。

父の威厳よ。。

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