見出し画像

日頃の感謝と、「孤独な殺人」(映像化したいシナリオ)

まえがき:日頃の感謝

最近は、寝転びながらnoteを書いている時間がめちゃめちゃ癒やしの時間です。

たまにスキを押してくれる方、立ち寄って読んでくださる方がいて、本当にありがたく思っています。

皆様にも癒やしの時間になるようにベタに書こうと努力しています。多分。自分なりに。。

新しいシナリオを書いたので、良かったら読んでみてください。



「孤独な殺人」


現在

平和な海辺の街の夕方🌊。
ボロボロの汚い部屋の中で男が一人、呆然とうずくまっている。

二日前

「警察ですか?今から殺したい相手がいます」と、公衆電話から110番に電話をする男。
電話を切るとすぐにバスに乗り込む。

その男は、あるビルの廊下にいる、一人の女性を見つけると声をかける。
ものすごく驚いた様子の女性。

「もう付き合えないって言ったでしょ。こんなとこ来ないでよ」と大声で騒ぐ。
男がナイフを取り出すと甲高い悲鳴をあげて逃げる。

女性も必死で抵抗し、揉み合いになるがナイフで切りつけられ、そのうち女性は動かなくなる。

逃げつつ、男は父親に電話をかける。

再び現在

警察が父親の元を訪ねてくる。
息子さんの婚約者が亡くなったので息子さんを探しているが見つからない。しかも公衆電話から殺害予告をした男とよく似ているようだ。脅されたか何か事件に巻き込まているのかもしれない、何かわかれば教えてほしいと言うのだ。

殺害予告という言葉を聞いて父親は動揺して、それについて詳しく聞かせてほしいと、頼みこむ。

ボロボロの部屋。
すでに痣だらけだが、さらに父親に激しく殴られる男。
内鍵で監禁されており、外に出ることはできないようだ。
お腹が空いたから何か食べたいという男に、父親はボロボロの食パンをカバンから出して投げて渡す。

父親が、「警察がここを見つけるのももうすぐだろうな」とどうでもいい様子で言う。

父親は男に、外国に逃げるように促すが男は動かない。

怒号と叫び声が飛び交い、ナイフを出す男と父親は揉み合いになるが、やがて静かになる。 

「美味いもん食べたいなあ」という男の声だけが聞こえる。

二十年前

母親が泣いている。
「久しぶりに帰ってきたら、あの子を殴って。問題が起きたときしか帰ってこないじゃない」と泣いている。
父親は母親を力いっぱい殴り、母親は動かなくなる。それをクローゼットの隙間から見ている男の子。


夕日も癒やしか…も

※サムネイル画像は、AI生成画像も使用しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?