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大手ホワイト企業を2年で辞めた人の自己紹介

初めまして、梅アリスです。

タイトルの通り私は、知らない人はあまりいないであろう超大手ホワイト企業に新卒から2年で辞めた若輩者です。

本日は、そんな私の経歴とこれからお届けしようと思っている記事についてお伝えできればと思っています。


井の中の小学校〜大学時代

私は、小学校お受験をして、某国立の小学校に入学し、
若干6,7歳にして電車通学をしておりました。
制服を見にまとい、約1時間かけて通っていました。
何も知らないとは怖いもので、それが当たり前の
「通学」だと信じて疑わなかったものです。

中学、高校と受験勉強をしつつも系列の学校へエスカレーターで進学し、
周りの友達も高校を卒業する頃には10年来の友達という
存在がちらほらいました。

大学は、系列大学ではなく、某有名私大に進学。
所謂「インキャ」であった私は、同じ高校から進学
していた友人と同じサークルに入り、
あまり友達も増えない大学生活を送りました。

ここまでの話でお分かりかもしれません。
私はずっと井の中で暮らしている蛙でした。
(今も大して変わりませんが。。。)

そして、敷かれたレールを走り続けることに
違和感を感じない

最早、レールの上だとも気づいていなかったかもしれません。

淡白な就活期

大学3年生になり、就活をはじめました。
真面目だったからか、暇だったからか
普通より少し早く始めたと思います。

そんな私の就活の軸は、ホワイト企業
無難に”いい”ところで、そこそこの給料で、
でもあんまり働きたくない。
読者の方々にも同じような方、同じだった方
いるかもしれません。

インスタで「ホワイト企業」と検索し、
「The ホワイト企業」「Sランクホワイト企業」
と出てきた会社を受けて、一番最初に受かった会社が
最初に勤めた会社です。

俗にいう、インターンルートにて合格し、
大学3年生の2月には就職活動を完全に
終えました。

全く志のないまま迎えた入社

迎えた4月、緊張感はなく、
大学の入学式へ向かう足取りと
大した差もなかったと記憶しています。

配属される部署は決まっていましたが、
部署内での細かい配属は研修後でした。
長期にわたる中身が詰まっていない
研修が始まり、ただ出社し時間が過ぎるのを待つ日々でした。

やはり、同期も当時の私と同じように、
それなりで働きたいという心持ちの人が多く、
向上心が強い人はごく僅かでした。

また、肩書きにこだわる人が多いなと感じることが
多々ありました。
花形部署はどこだ、出世ルートはなんだ、といった
会話が研修中でもよく聞かれ、この頃から
居心地の悪さを感じていたことをよく覚えています。

研修後配属が決定し、私は新規事業を立ち上げる部署の
企画チームに配属されました。
配属直後に、まさか新卒を入れると思っていなかった
と歓迎していないことを間接的、、、
ほぼ直接的に言われたことに驚きました。

そんなスタートを切ったこともあり、
上長との関係はあまりよくありませんでした。
とにかく、言われたことを最低限でこなし、
当たり障りのないように過ごす日々でした。

しかしながら、社会経験が浅かった私には
本当に理解できないような言動や指示を
浴びることが重なり、、

細かいことは今後のnoteで綴らせてください。

3年目を待たずして迎えた転職

2年目の春頃から漠然と転職を意識し始めました。
一般論として、
「給料」「人間関係」「やりがい」
この3つのうち2つ以上に不満を持っていた場合
転職した方がいいと言われます。
私は、
3つ全てに不満を持っていました。

念の為断っておきたいことは、
確かにホワイト企業ではあった
ということです。

残業は、比較的多い部署で
40時間を超えることがありましたが、
サービス残業をすることはなく。

有給も取りやすかったと思います。
また、リモートワークも一定可能であったため
柔軟な働き方ができていたと思います。

先程の一般論を正とするとき
ホワイト企業という就活軸は
とても危険だったのです。

ホワイト企業が軸である人の中には
・ガッツリやりたい趣味がある
・副業をやっている、
・子育てと両立したい
といった理由を持っている人もいるでしょうが、
多くは、
「あまり働きたくない」
という気持ちの人ではないでしょうか。

すると、そもそも「やりがい」などという
懸命に取り組んだ先に得られる高尚なものを
得ることは極めて困難です。

つまり、先程の一般論は我々「怠惰族」(※今ここで作ったワードです)
には、
「給料」「人間関係」を満たす職場を
見つけないといけない
という論理に様変わりします。

ここで、「給料に関する満足」ですが、
こちらは、絶対的に高い給料でなくとも
所謂コスパに納得感があれば
満たせるものと思っています。

・残業全然していない割には、、、
・楽しんで仕事できている上に、、、

といった具合です。
私の場合は、残業が想像以上に多かったためにここに不満を覚えました。


少し脱線しますが、残業についてお話しさせてください。

私にとって残業で稼ぐは最も愚かな時間の使い方

そもそも残業代の計算方法は、
1時間あたりの基本給*約1.2*残業時間
です。

つまり、基本給がとても低い若手時代において、
俯瞰的に見れば、搾取されている状態
と言えます。

もちろん、自己成長に繋がっていると実感できているのであれば
話は違います。
が、多くの場合、事務手続きといった
近い未来AIに代わられる業務でしょう。

大企業のおじさん世代には、往々にして
次のようにいってくる人がいます。
「若いうちは残業できるだけした方がいい」

これは、
残業をたくさんしてきた、若い頃はたくさん働いた自慢であり、
過去を肯定したいおじさんの渇望であり、
残業をやると自分みたいに出世できるという
ありがたい訓示でもあります。

ですが、よく考えてください。
その人みたいになりたいですか?

私は、全く憧れませんでした。
VUCA時代において、どの選択肢が正解か判断することは
難しいです。
しかし、1つの判断基準として、こうなりたいと思える人を
見つけるのは、いいやり方だと思っています。

アドバイスをもらった際に、参考にするべきか迷ったら、
この人になりたいかどうかを
今一度考えてみるといいかもしれません。


少し脱線しましたが、
ホワイト企業という就活軸がなぜ危険か
の話に戻ります。

上記のように、給料に関しては、
一定の事前調査や考え方によって
満たすことは可能かなと思っています。
とはいえ、本当に満足できるかは
絶対的に高くない限り
やってみないと分からない。

つまり、残りの「人間関係」を満たせるか
がポイントになるわけです。
しかし、ここも、こここそ、大企業では間違いなく
アンコントローラブル
なのです。

学生時代の私は、いい人間関係である職場を
理想とし、はっきり意識していました。

入社時は、高確率で人間関係については
問題ないと考えていました。

なぜなら、
・もともと友人であった高校や大学同期が数名いた
・インターンで知り合った同期とウマがあった
・人事の担当社員が尊敬できる方だった
ためです。

しかし、今振り返ると、上記はあまり意味をなしません。
もちろん同期は大切で、ラフに話せる存在として
感謝をしています。

ですが、

最も時間を共にし、関わる必然性がある存在は、
上司です。
直属の上司である、課長、そして部長です。

とは言え、ここは本当にガチャです。
新卒入社では、上司となる人が面接をするケースは
あまりありませんし、大企業では特にレアです。

まとめると、
1.「給料」「人間関係」「やりがい」のうち2つを満たすべき
を正とする
2.ホワイト企業を軸とした場合、多くの人にとって「やりがい」
を得ることは難しい
3.「給料」「人間関係」を双方満たす必要があるが、特に「人間関係」は
アンコントローラブルである
4.3つ中2つを満たせるかは、運によるところとなる。
5.よって、ホワイト企業軸での就活は大きなリスクを孕む

ということです。

このリスクにおいて、凶を引いた私は、転職活動を始めたわけですが、
転職活動においてどのように3つ中2つを満たせるように取り組んだか
今後のnoteにてお話していきます。

また、転職を報告した際の大企業おじさん達の反応もぜひお伝えしたいと
思っております。

まだ、こんなトラディショナルカンパニーがあるんだなって
皆様にお見知りおきいただければと。


私は、価値観の強要が最も嫌いです

あくまでこんな考え方で、こんなことしている人がいるんだな
という気負いなく読めるものとして
立ち寄れるnoteにできればと思います。



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梅アリス
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