大量退職について思うこと

埼玉県、戸田市の職員が35名大量退職のニュースを見ました。

保育士の大量退職も毎度沢山のニュースを見ます。

昭和なら「ストライキ」という言葉を小学生の時によく聞きましたが、ここ最近は「ストライキ」をするというのはデパートであったくらいで
殆ど聞かなくなりました。

その代わり、大量退職が多い。
退職してしまうというリスキーな選択をしています。
不満を訴える方法が「退職」なのは本当はリスキーだと私は思います。
そして退職しても組織は変わりません。
本当に変わらないんです…。
同じ失敗を繰り返しているだけで
この10年間、保育業界を見守ってきましたが

殆ど変わっていません。

辞めずに「ストライキ」(勿論、ストライキもリスクはあります)などで訴える方法の方が身の安全を考えるといいような気がします。

国家公務員は公務員試験を受けたり様々な制限の中から皆なかなかなりたくてもなれない仕事だというイメージです。

静岡の知事が「牛を世話する仕事と違いあなたたちは頭脳、知性が高い人間だ」とか言ってたたかれました(そりゃそうだ!)が、役所の職員の皆さんはどこかそういう気持ちでお仕事されてるんだろうと思っていました。

けれど「夢を持て」と教育された若者にとって
市役所職員は安定はあるけど「夢」を諦められなかった若者にとっては、とても辛い仕事になるのかもしれませんね。

そういう意味では辞めるのも有りかもしれません。
だけど、バブル時期とは違って、今は不安定な世の中だからこその公務員を選んだのでは?

起業ブームで若者が起業していてキラキラしている姿やメーカーで新商品の開発に当たる友人、はたまた海外への留学など夢を持って行動し、仕事をしている人を見たら、輝いて見えるのかもしれません。

けれど、年齢を重ねるとどうしてもせっかくの安定を手にして「もったいないな」と思ってしまいますね(-_-;)

ないものねだりかも、です。
若い時は自分も同じことやらかしたので…。

動ける時に動きたい気持ち。よく分かります。

それでいいと思います。
安定の為に若さを犠牲にして老後のために若い時間を犠牲にするのはやっぱりもったいない!

この制度変えなきゃいけないです。
公務員だって年をとってからのチャレンジが出来たっていいのでは?辞めてもまたチャレンジの機会を与えてもいいのでは?
どんどん古い考えを変えてみませんか?

こういう昔からの「犠牲にして得る」
いうなれば「アリとキリギリス?」の考えだと
若い人のチャレンジを応援するのではなく
チャレンジを失敗したときに笑う人が出てくる。
リスクとチャレンジを天秤にかけるのではない
第3の方法、つまり安定も得られつつチャレンジも出来るをなぜ、日本は許さないのか。

安定とチャレンジはいつまでたっても相反する場所にあるのは何故なんだろうか。
「ベーシックインカム」があれば
誰でも能力を活かすチャンスが出来るのに。
という
「声だけはあげていきたいです」

老後の為に我慢してそれが正解で
チャレンジした人は老後は悲惨みたいなの
そういう仕組みを、変えていかなければ
日本は駄目になって世界からどんどん遅れて遅れていくのでしょう。

若い人のチャレンジ!
私は応援します。  


ではまた明日。