星降る丘の約束⑳~第四章~

その夜、菜月は母の膝に頭を預けながら小さくささやいた。
「おじいちゃん、天国でも星を見てるかな?」

美咲は星空を見上げながら答える。
「きっとね。そして、私たちのことをいつも見守ってるわ。」

菜月は安心したように微笑み、そのまま穏やかに眠りについた。

母と娘、そして祖父の絆は永遠に星空に刻まれ、彼らの心に輝き続ける――。

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